本日から日本シリーズです。
当日になりましたが、日本シリーズの展望をやっていきたいと思います。
ポイントとしては以下のようなところが焦点になると思います。
- ホームアドバンテージはどうなる?
- 故障者続出のバファローズ
- タイガースの急所
ホームアドバンテージはどうなる?
それは順に見ていきましょう。
まずはホームアドバンテージの有無ですが、これはタイガースにあって、バファローズにはないといってもいいと思います。
タイガースは高校野球開催中には毎年、京セラで主催試合を行なっているのに対し、バファローズは甲子園での主催試合はありません。
交流戦でプレーする機会もありますが、今は隔年での試合開催なので、甲子園でのプレー経験という面では少々物足りないところもあります。
一方、タイガースは数試合ですが毎年開催しているのは強みになりますし、なんせ同じ関西圏のチームですが、ファンの多さは言うまでもなくタイガースの方が優っています。
なんせビジター圏の試合でもタイガースファンの数がホームのファンを上回るなんてこともあるくらいですから、関西圏の試合ですから京セラの試合でもタイガースファンの数の方が多くなりそうなのが目に見えてしまいます。
しかもかたや3連覇で、タイガースは18年ぶりの優勝ですから、期待値もかなり違うような気がします。
この面ではバファローズはなす術なしですね。現地のバファローズファン、頑張れ!とパリーグファンの自分としてはそう願うしかないですね。
故障者続出のバファローズ
もう一つの大きなトピックとしてはバファローズの主力に怪我人が続出していることでしょう。
頓宮が復帰しましたが、一体どこまでやれるか?ラオウ、紅林も状態が気にはなります。
しかし、今年のバファローズは日替わり打線が示すようにレギュラー、控えがはっきりしない状態、つまり、試合ごとに監督がベストのメンバーをチョイスして戦ってきたチームですから、多少の離脱者がいても大きくチーム力を落とすことなく戦ってきた印象があります。
ファイターズ戦だけでも、対戦するごとにオーダーやメンバーが大きく変わっているイメージで、なかなか掴みどころがない印象もありました。
よっぽどのことがない限り、チーム力の大幅な低下が避けられるのではないかと考えられます。
一方、タイガースは対照的にメンバー固定、打順もほぼ固定で戦ってきました。
選手の役割がはっきりしていることは大きな強みですが、その一方、控え層の弱さが気になりますし、DH制採用の試合では9人目の野手のところでバファローズと差がつく可能性もあります。
考えたくはないのですが、タイガースにレギュラークラスの野手に万が一のことが起きた場合、ダメージは計り知れないと思います。
タイガースの急所
前項で挙げた選手層の違いもそうですが、タイガースの急所はズバリ守備力です。
今季、コンバートを実施し、守備力が上がったと言う評価も聞こえますが、実は失策は相変わらずのリーグワーストだったりします。
85失策のうち、20失策がサードを守るサトテル。そこに破綻の危険性を感じます。
打線も固定しているが故の落とし穴もあります。
得点の大部分が大山、サトテルの二人で総得点の30パーセントを稼いでおり、1、2番の近本、中野の得点も30パーセント近い数字をマークしており、この4人への得点の依存度が高くなっています。
バファローズサイドからすればこの4人の何人かを眠らせれば大きく勝利に近づきます。
しかもこの4人のうち、大山を除く3人が左打者ですから、バファローズの先発左腕、宮城、田嶋、山﨑福の3人がどこまで彼らを封じられるかがカギになるのではと考えています。
予想
最後に予想をしておきます。
選手層の厚さを考えると、選手層が薄いタイガースは長期戦はできれば避けたいところで、甲子園でシリーズを終わらせたいところだと思います。
しかし、お互いに試合を一気に決めるような爆発力があるようには見えず、しかも両チームとも投手力が先発、リリーフとも強力ですからロースコアゲーム続出の展開になると思います。
そうなるとお互いを決め手を書いたまま、シリーズが6戦以降に持ち込まれ、選手層の厚いバファローズが最後に押し切るんではないかと考えます。
4勝3敗でバファローズの日本一と当ブログの予想とさせていただきます。
と今季の順位予想で一つも当たらなかったハムかつサンドの日本シリーズ予想でした。(笑)
と言うわけで以上、ハムかつサンドでした。
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