外国人、野球の世界では助っ人も呼ばれます。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
マリーンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ファイターズ | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | x | 5 |
助っ人その1 王柏融
この試合は外国人=助っ人が見事なまでに助けてくれましたね。
この試合を動かしたのは育成から這い上がってきた王でした。
変化球をバットに乗せるような打撃でライト方向へフェンスオーバーのソロHRで先制をします。
このHRだけでなく王の打撃は、今の所、長打に重きをおいているような打撃に感じます。
変化球に対しても、曲がる前に叩いているような打撃ですから、ポイントを前に置いているようで、ポイントを前に置いて打つということは、それだけバットがボールに当たるまで時間がかかるので、ボールに力がかかり、飛ぶわけです。
一方、当たる確率は少なくなるわけですから、三振の割合も必然に増えてきます。
台湾では4割打者の王ですが、確実性を捨てて、長打を求めるのは、やはり外国人枠の関係でしょうか。
外国人野手は必然的に長打が求められるわけですから、その判断は仕方ないかもしれないです。
でも本来の王はアベレージヒッターだと思いますので、このモデルチェンジが吉と出るのか、もう少し見てみないと判断は難しいかもしれないですね。
助っ人その2 アリエル・マルティネス
王のHRを単発で終わらせず、2点目の追加点を挙げたことは試合運びでも非常に大きかったのですが、その追加点を挙げたのが、アリエルでした。
美馬のインコースに食い込むシュートを詰まりながらもセカンド後方に運んでのタイムリーですから、非常に頼りになります。
アリエルは右方向にも無理なく打てますし、今回のタイムリーはむしろ力技ですからパワーも備えているのは言うまでもありません。
長打を狙うところでは長打狙い、タイムリーでいい場面はしっかり単打狙いに徹する器用さがアリエルの打撃の魅力ですね。
得点圏打率も高いし、非常に頼りになる打者ですね。
助っ人その3 ジェームス・マーベル +万波
先発・根本がアクシデントで降板した後、緊急登板したマーベルが見事に試合を作ってくれました。
4回途中からの緊急リリーフでしたが、8回までのロングリリーフで無失点に抑え、勝利投手が転がり込んできました。
スピードはなく、ツーシーム、スライダーの横の揺さぶりが中心なんですが、相手打者が面白いようにゴロをころがしてくれ、最近エラーが続いている清宮の守備練習にもなりました。
基本、低めに投げることで活きる投手だと思いますが、8回のように高めに浮き始めると連打を浴びる危険があるところを見ると、先発では食い足りず、やはり今回のようなロングリリーフが現在のところいいかもしれません。
この3試合、自分の投球はできているようなので、楽しみです。
8回の無死1、2塁は正直ヒヤヒヤしていたのですが、これを救ったのは万波のスーパープレーでした。
強肩だけでなく、コントロールも抜群で、ここしかアウトにできないところにピタッと投げてくるのですから、今後はこのような場面ではもう走ってこないかもしれないですね。
追加点のソロHRもあり、万波の覚醒は止まりません。
と言うわけで以上、ハムかつサンドでした。
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