もう早くも100試合目、今シーズンもここまで来てしまいましたね。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
ライオンズ | 3 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
ファイターズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
長所は短所
この試合は加藤に尽きてしまいます。
初回で3失点、その後も失点を積み重ねてしまい、6回6失点と試合を作ることができませんでした。
ライオンズ打線が加藤のフォークを狙っていたのかような打撃内容でもあるんですが、加藤の長所が弱点になったような試合でもありました。
加藤のセールスポイントといえば、四球の少なさですが、裏を返せば、ストライクコースにボールを集めてナンボの投手です。
昨季、四球の記録で注目を浴びたことが加藤のピッチングに悪い意味で影響してしまい、四球を出さない=ストライクコースにボールを集めるスタイルになってしまっているように感じます。
昨季まではストライクコースに細かい返球で打ち損じを誘うスタイルでも通用していたのですが、これだけストライク中心のピッチングということが世にバレてしまうと、相手打線も容赦なく狙ってきます。
ストレートでも変化球でも、ストライクコースに来るとわかっていれば、プロの打者ならなんとか対応はできてしまうし、加藤の場合、スピードもないですからなおさらです。
ストライクからボールになる変化球を活用すること、そして四球を怖がらず、ボールコースをうまく使うことが加藤の次のステップと言えるのかもしれません。
いくら四球嫌いの監督でも、加藤くらい少なければ文句は言わないでしょう。
根性の一振り
打線は初回こそチャンスはあったものの、その後は高橋の前に沈黙であっさりと敗戦モードになってしまいました。
8回の奈良間、9回の清宮のソロHRがせめてもの救いでした。
奈良間のHRはライオンズのエースから売ったものですから、大きな自信になると思います。
守備で課題は山積みの奈良間ですが、打撃では毎試合のようにヒットを放ち、一軍の投手にいくらか対応できるようになっているようですね。
清宮のHRはもうこれは根性ですね(笑)
第一打席にインコースのカットボールを打ちにいったところ、右膝にモロに自打球直撃で、足がつけない姿を見て、長期離脱、今季絶望の文字が頭をよぎりました。
しかし、一瞬痺れが走っただけなのか、元気に戻り、その打席で全力疾走で内野安打を稼ぎます。
それでも、打席ではどうしてもインコースに食い込むボールはこの試合は怖いだろうなあと思い、投げてこられたら無理だなあと思っていました。
その心配を嘲笑うかのように、最終打席で増田のインコースのスライダーをライトスタンドに運んでしまうのですからいい根性をしています。
あれだけ痛い思いをすれば、どうしても恐怖が頭をよぎると思うのですが、その恐怖に打ち勝ち、しっかりスイングし、しかも最高の結果をんこしてくれたのは感動ものでした。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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