【8/2vsロッテ15回戦】乱戦の救世主マーベルと乱戦の要因の守乱

なんと表現していいかわからない試合・・・。

123456789R
ファイターズ
0
1
4
3
0
0
0
0
0
8
マリーンズ
0
2
3
0
0
0
0
0
1
6
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序盤は乱戦

序盤は大荒れで、どうなることかと思いましたが、中盤以降は試合も引き締まり、試合らしい試合になりました。

マリーンズ先発の美馬は、技巧派ながらボールは終始高めですから、ファイターズ打線にとっては打ちごろでしっかり攻略することができました。

奈良間の先制タイムリーも、あれを逃しては、というボールでしたし、奈良間もしっかりとタイムリーでつなげたことで、グタグタゲームながら主導権を握ることができたのかもしれません。

同点に追いつかれた4回の攻撃はゴースケのバントヒットから作ったチャンスをアリエルの2点タイムリー2ベースで、3度リード、野村の犠牲フライで3点のリードを再度奪う展開でしたが、これで安心できると思った人はほとんどいないだろうという大荒れゲーム、その荒波を沈めたのはマーベルでした。

試合を作り直したマーベル

3回途中に上原の負傷降板でリリーフしたマーベルでしたが、無死満塁からのリリーフで同点に追いつかれるのは仕方なかったのですが、その後の4イニングを無失点に抑えたことで、試合を一転、静かなゲームに変化させてくれました。

序盤がこの試合のような乱戦の場合、どのタイミングで試合を落ち着かせることができる投手が出てくるかが焦点ですが、その役割を担ったのがマーベルで4回に勝ち越しをした後にしっかり締めてくれたことがこの試合の勝因だと思います。

スピードはないのですが、とにかく低め、低めにボールを集め、内野ゴロを打たせるピッチングは、外国人投手ぽくないスタイルですが、何か投球の基本を見せられたような投球でした。

投球の基本は低めに集めること、その基本で今回はマリーンズ打線を鎮めることができました。

2イニング後の中3日での5イニングは、正直無茶なイニングですが、今後もロングリリーフとして起用するのか、それとも先発として試す機会があるのか。

これで通用するのか、という心配と、このスタイルでそこまでやれるのか、と心配と期待が半々のマーベルです。

セカンド問題

試合は9回にジャスティスが被弾するも逃げ切り、勝利することができたですが、野手陣はよく打ったことよりも守りが乱れに乱れたことは大きな課題になります。

まあよくもここまでやってくれたな!と言いたくなるくらいのミス連発でしたが、マリン名物の強風に踊らされた失策もあり、そこはある程度仕方ないのですが、つまらないエラーも多かった印象です。

一番痛いミスは3回無死1、2塁で石川のセカンドゴロゲッツーのはずがオールセーフになったプレーでしょう。

ショートの奈良間がベースを踏めずセカンドフォースアウトも取れず、オールセーフになったのですが、奈良間もしっかりベースを踏んで欲しかったと思いますが、これはゴースケの送球が乱れたことが全てでした。

送球が逸れたため、奈良間は外野寄りでボールを取らなければいけなかったわけですから、ベースを踏めなかったわけですし、送球がしっかりとベース上に投げていれば、奈良間の送球も乱れずに一塁もアウトにできたと思います。

やっぱり二遊間の守備で一番大事なのは、捕球能力も大事ですが、併殺を確実に取ることができるかが一番大事だと思います。

ゴースケはこの試合、守備のミスが目立ってしまい、以前もこのような試合があり、しばらくファーストに回っていたこともありますが、今後もセカンドで使い続けるのか。

彼をセカンドで起用する場合は、どうしてもショートに守備能力を求めるので、人選も限られてきます。

守備をとるか、攻撃をとるかですが、今のファイターズは打線も層が厚いわけではありませんので、難しい選択になりそうです。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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