7月31日にはトレード期間の終了、そして育成→支配下登録への切り替えの最終日ということで、毎年、各球団、最後の補強に動いていきます。
ファイターズも動きがあったので、見ていきましょう。
王柏融 支配下復帰
王柏融選手と支配下選手契約締結(北海道日本ハムファイターズ)
日本ハム・王柏融を支配下登録 背番号99 稲葉GM「去年より状態良くなっている」「本人も勝負の年」(デイリースポーツ)
日本ハムは30日、育成の王柏融外野手(29)を支配下登録選手にすると発表した。背番号は99に決まった。
王は台湾・ラミゴで2017年に三冠王に輝き、19年に日本ハムに移籍。21年には自己最多の95試合に出場し打率・242、9本塁打、48打点の成績を残した。昨季は15試合の出場で打率・063、0本塁打、0打点に終わり、今季は育成選手契約を締結していた。背番号は199に変更されていた。今季は2軍で48試合に出場。打率・221、6本塁打、17打点だった。
稲葉GMは「去年より状態も良くなってきていますし、ある程度1軍の経験もある。本人も勝負の年という思いがあると思う」と期待した。
日本ハム・王柏融を支配下登録 背番号99 稲葉GM「去年より状態良くなっている」「本人も勝負の年」(デイリースポーツ)
王には大変申し訳ないのですが、これはあまり明るいニュースではないですね・・・。
4年在籍して一度は戦力外になり、その後、育成契約となった王ですが、ここまでかなりチャンスをもらっていながら、成績が上がらず、現在に至っている状況です。
今年度の育成再契約にも大きな疑問を抱いていますし、他にあげる選手がいないのか、という想いと、結局は台湾からのアウトバウンド狙いなのか?とどうしても疑ってしまいます。
稲葉GMも昨季よりも良くなっていると言われてもイースタンリーグでの打率が昨季より1割近い現状では、正直言葉通りには受け止めることができません。
しかも先日、新庄監督が「ファーストはたくさんいる」ようなことも言っていることを考えると、守備位置が外野とファーストで決して守備力の高くない彼をどう使うのか、実は新庄監督も頭を悩ませそうです。
支配下契約を結んだということは、一軍の戦力として計算しているのでしょうが、いくらフロント主婦どうと言っても、現場を無視した今回の支配下登録だったと思います。
他にいないから・・という考えもありますが、さすがにあげてみたい選手はいっぱいいるような気がしますけど、ちょっと純粋な戦力強化の一環と見ることは難しいです。
駆け込みトレードもなし
と見出しまで用意してみたのですが、結局は王の一件のみで大きな動きはありませんでした。
淺間が活躍した翌日に登録抹消になっていたこともあり、土壇場で淺間をトレードするのでは?ということも予想したのですが、結局は何もありませんでした。
新聞によると抹消理由が再調整ということで故障ではないようですので、トレードがまとまらなかったのか、それとも単純にポジション調整のための入れ替えだったのか謎はさらに深まるのですが、結局は動きはなかったようです。
育成選手の昇格も実質なしと言い切っていいと思いますし、必ず誰か支配下形をしなければいけないわけではないのですが、彼らのモチベーション低下につながってしまう可能性は大でしょう。
最後の最後に営業サイドの理由と言いたくなるような人事で、正直後味も悪いのですが、そんな声を王には吹き飛ばす活躍をしてくれれば、僕も含め、雑音は消え去るのですが、どうなりますか。
ということで以上、ハムかつサンドでした。
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