内容は悪くない、ただ一人を除いては。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
バファローズ | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
ファイターズ | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
このままでは消えてしまう。
この試合は先発・伊藤が悪い意味で全て、という試合になってしまいました。
制球は不安定だし、リズムも悪く、しかも失点の内容も悪かったです。
特に2回の3失点目は三塁ランナーの挟殺プレーでの伊藤自身のミスで失ってしまいます。
タッチに行くも、かわされ、本塁へ投げようとしたら、走者に直撃で走者を生還させてしまいます。
さらに3回の失点も2アウトから連打をされ、その後連続四球で押し出しですから、守っている方も、ベンチも、そして見ている方も、思い切り肩を落としてしまう内容でした。
この暑い中で、この投球内容ではちょっと見ているのも辛くなりますし、この内容では試合の流れなんていうものはやってきそうにありません。
捕手のサインに再三首を振り、そしてマウンドを降りたら、ベンチで応援もせずにうなだれている。
伊藤の所作にはこのブログでも何度か指摘はさせていただいたのですが、チームにいい雰囲気を与えるとは思いません。
上沢は自分がKOされても、チームメイトに声をかけたり、リリーフを労ったりしますし、加藤はよくも悪くもポーカーフェイス。
この2人は投球内容に関わらず、チームに悪い空気を流す所作はしていないところが感心するところですが、対して伊藤はどこの誰よりも、自身の不満を出してしまいます。
伊藤の持ち味かもしれませんが、野球はチームスポーツですから、少しは周りの影響のことも考えてほしいなと思います。
昨年からこのブログでは、伊藤のクローザー転向構想が持ち上がった時に、賛成の立場をとっていました。
チーム事情が一番の理由だったのですが、リリーフをやることでリリーフ投手の気持ちがわかるようになって、投手として心身面での成長が見られるかな?という思いもあって、クローザー転向案を推していました。
今はジャスティスが定着していますから、ないと思いますが、伊藤には一度視点を変えるためにもリリーフでやってもらいたいと思っています。
このままでは自己中の先発投手で終わってしまい、年を追うに連れて、成績が落ちていき、気がついたら、フェードアウトなんてことになりそうな気がします。
粘れた打線
そんな悪い流れで3点を先制されたファイターズですが、よく最後まで食らいついたことが評価ができると思います。
バファローズ先発の山﨑福も調子は今ひとつでしたが、先制直後にすぐ2点を返します。
万波にヒットから野村、奈良間のスタメン抜擢組の連打で1点を返すと、五十幡のサードゴロがエラーを誘い、1点差に詰め寄ります。
野村、奈良間がすぐに結果を残したことはよかったです。
そして5回に清宮のソロで再び1点差に詰めます。
最終回も1アウト満塁まで攻め込みますが、清宮がセカンドゴロゲッツーでゲームセット。
最終回も郡司、ゴースケ、松本の3連打はもしや、を感じさせますし、清宮の打席もいい感じでしたが、最後は平野のフォークのコントロールに清宮が捉えることができなかった印象でした。
攻撃陣も大型連敗時期よりはかなり復調してきていますし、この試合も攻撃内容は悪くはなかったと思います。
こう考えると序盤のビハインドが大きく響いてしまったことが連勝を伸ばすことができなかった要因ですね。
万波は前日から6打数連続ヒットと、かつての彼からは想像できない記録を残すなど、打撃の安定感が素晴らしいですね。
あとはチャンスでもう少し強くなってくれるといいのですが、そこが課題かなと思います。
マーベル2度目の登板だけど初の感想
再昇格後、初登板のマーベルについて簡単に所見を述べておこうかなと思います。
(初登板時は大型連敗中だったので触れずらかったので、今回触れておきます)
完全に技巧派の印象ですね。
ツーシーム、カットボールでボールを動かすタイプですが、ロドリゲスのようなスピードで押すタイプでなく、ボールを動かし打ち損じを誘うタイプのようです。
タイプは強いていえば、先発なのかなと感じますが、球威不足のように見えるので、果たしてNPBで有用するかな・・と感じたのが今回の投球内容です。
この試合のようなロングリリーフならば、機能はしそうですが、そこにあえて中途入団の外国人選手をはめるのはどうかなとも思います。
コントロールで崩れるタイプではなさそうなので、ベンチはある程度計算はしやすいタイプなのかもしれません。
というわけで、以上ハムかつサンドでした。
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