【1年後の再検証】景色が変わった選手は今もいい景色に立ち続けられているか?

タイトルだけ見ると、意味不明な内容ですが、1年前の前半戦終了時、こんな企画をやりました。

新庄監督に替わって、立場が好転した選手を5名あげて、前半戦の回顧のような記事を作成しました。

そんな5人は果たして、今のファイターズで重宝される立場にいるのか?ここで今回はその1年後をみてみるという少々意地悪な企画です。

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5位の選手

5位に挙げていたのは清宮でした。

故障による長期離脱は残念でしたが、成績は打率が大幅に改善されていることで打撃に確実性が見えてきたこと、持ち前のHRは出場数の減少も影響しているが、少々少なめ。

アベレージヒッターで活躍してもチームとしては大助かりですが、世間はHRを求めますから、もう少し長打が欲しいところです。

守備も本格的に三塁手としてプレーしており、守備面はまだまだですが、送球の安定感は注目した一つだったりします。

一年前よりも立ち位置が変わらない、むしろ良くなった選手の一人ですね。

4位の選手

4位は吉田輝星でした。

昨季はリリーフでフル回転でしたが、本人の先発希望もあり、オープン戦からチャンスをもらいましたが、期待に応えられず、今季一軍未登板で後半戦を迎えました。

ファームでは無双、だとまだいいのですが、数字的にはかなり良くなく一軍昇格の目処は全く見えていないようです。

ファームでの投球内容をチェックできていないので現状がわからないのですが、ストレートの球威頼みから脱却してカウントを取れる変化球がないと先発では難しいし、リリーフで勝負することになっても勝負球になる変化球が欲しいところですが、その修得段階の産みの苦しみだったらまだいいのですが。

今季になって本当に情報が出てこなくなった選手だけに少し気がかりではあります。

3位の選手

3位は石井一成でした。

1年経つと選出した自分もびっくりするような結果なんですが、セカンドの守備力、勝負強い打撃がかなり評価されていたんですよね。

しかし、今季は開幕当時は絶不調、故障もあり、夏前に復帰してきましたが、正直あまり目立った活躍をしているとは言えません。

しかも、チームとしてやらかしのような場面に何かと関わってしまうところもあり、新庄監督にはある程度の信頼をされているのは起用法でもわかるのですが、加藤豪などの加入により、チームとしての序列は少しずつ石井には逆風になってきているような気がします。

2位の選手

2位の選手は残念ながらファイターズを離れてしまいました・・・。

宇佐見を挙げていたんですが、ご存知の通り、中日ドラゴンズに移籍となってしまいました。

1年前はこのまま正捕手定着の勢いがあったのですが、昨季後半戦の出場数が実はあまり伸びていないところを見ると、現場はそれほど戦い評価をしていなかったのかな?と今になっては思います。

今季は開幕戦スタメンを勝ち取りましたが、自慢の打撃がサッパリでしばらくすると二軍降格、そしてトレードになってしまいます。

移籍先では期待された打撃で活躍しているようで何よりですが、この一年でここまで立場が変わる選手もそうはいないです。

新天地でも活躍を続けて欲しいものです。

1位の選手

1位は松本剛でした。

正直前半戦のMVPは彼以外考えられなかったし、打率も異次元レベルでしたから当然と言えば、当然でした。

今季は打率は2割後半ですが、打撃技術の高さは相変わらず健在ですし、近藤がチームを去ったなか、チームを引っ張ってくれる存在の役割もあり、彼にかかる負担はこの一年で大きくなってきました。

アキレス腱を痛めながらプレーしており、その点は気がかりですが、その一方、彼抜きのファイターズがどうなってしまうのか、恐ろしすぎて想像したくない、そんな選手になってきたと感じます。

一年前より、より高みを感じる景色に松本は立っているし、立ち続けないといけない選手に成長したのだと感じます。

振り返ってみると、かなり明暗はっきりした結果ですね。

宇佐美と吉田がここまで苦戦するとは思っていませんでしたし、石井も結局元の位置に戻ってしまったように感じてしまうのは残念です。

一方、清宮は彼なりのペースで順調に成長しているし、松本はチームの顔にまで成長しました。

石井、吉田の今季中の巻き返しがあるのか、そこも期待してみていきたいと思います。

と言うわけで以上、ハムかつサンドでした。

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