【7/5vsソフトバンク13回戦】サブマリンの限界とリリーフ陣の奮闘と山田のほろ苦デビュー

悲観はしなくていい試合だと思います。

123456789R
ファイターズ
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
ホークス
3
2
0
0
0
0
0
0
x
5
スポンサーリンク

サブマリン沈没

先発の鈴木以外は投手陣に対して、悲観することは全くない内容だったと思います。

この試合は鈴木がやはり通用しなくなってきているのが、確信できた試合になってしまったと思います。

左打者を並べられるのは、もはや先発鈴木の定番ですが、見事にまで打たれましたね。

この試合は特に制球に難ありでことごとく逆球に甘いボールばかりでは捕手のリードでなんとかなるレベルではありません。

対左打者の有効な武器がないですし、制球はストライクコースに投げられる程度ですから、相手をどう討ち取るかの組み立てまでができないので、球種を絞ることができれば攻略は容易くないのでしょう。

タイミング外しもランナーが出れば、使えないですし、三振をとれる投手でもないので、ランナーを背負うと還してしまう可能性が非常に高いのが鈴木健矢と言う投手です。

正直、現状のままでは先発としては厳しいでしょう。

開幕当初の構想通りのロングリリーフなら、相手も左打者を並べることができないので、活躍できるチャンスはあるかも知れませんが、先発投手でやっていくのなら、シンカー系を磨く、あるいは内外の投げ分けをしっかりできる投手にならないといけないなと感じた試合でした。

リリーフ陣で浮上のきっかけを作るも

2番手以降の投手は本当にナイスピッチでした。

2回途中から4回までのロングリリーフとなった福田、そして5、6回を抑えた山本が無失点で切り抜けてくれたからこそ、最後まで試合の形をなすことができたと思います。

福田は最近はイニング途中からの起用が多い印象ですが、ピンチでもしっかりコースに投げ込めますし、地味な役目ながらもしっかり仕事をこなしてくれています。

山本は登板直後にいきなり無死2、3塁のピンチを背負いますが、後続をしっかり打ち取り、無失点で切り抜けます。

栗原を見逃し三振に抑えたアウトコースのストレートは素晴らしいですし、大事な場面で試してほしい投手ですね。

しっかりと反撃を待つ体制を投手陣が作ってくれたことは今後の戦いでも大きなことだと思います。

打線は沈みっぱなし

打線は坂東の前にのらりくらりと抑えられてしまった印象です。

4回までにチャンスを作りましたが、あまり得点の匂いがしない攻撃で3回の松本のタイムリーも清宮の走塁ミスでチャンスを潰し、5回以降はランナーが一人も出ず、投手陣が踏ん張っても、攻撃陣が前日の飲み会の二日酔いの如く、見事に沈黙してしまいました。

この試合で山田が移籍後初出場、即スタメンとなりましたが、初回のショートゴロ悪送球はちょっと勿体無いエラーになってしまいました。

一塁ランナーのタイミングではセカンドにしっかり送球できていれば、確かにアウトにできたかも知れませんが、前に突っ込んで捕球している体制からほぼ逆方向に投げるのは正直無謀でした。

試合の重要な場面で一か八かのプレーを選択した、というなら理解はできますが、まだ初回の場面でここまでギャンブルをする必要がなかった場面ですから、ここはしっかり試合展開を考えて、堅実に一塁転送で良かったと思います。

他の守備面では肩の強さを垣間見ることができた牧原の6−6−3のプレーなどもありますし、基本守れる選手と思いますので、今後をしっかり見ていきたいと思います。

打撃に関してはファームで好調だったようですが、しっかり一軍の壁を感じる内容でしたので、守備要員で落ち着きそうな雰囲気を感じるデビュー戦でした。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

コメント