6月25日現在、マリーンズとの対戦成績は3勝8敗と大きく負け越ししています。
現在のファイターズの借金が5ということを考えると、ここをなんとかすることで上位進出のきっかけになると思います。
他4チームとの成績は大きく勝ち越しもなければ、負け越しも少ないという数字なので、やはりマリーンズがファイターズの上位進出のキーになっていきそうです。
マリーンズのスタッツを見ると際立った数字がなく、いわばバランス型のチームと言えるのですが、それではファイターズ戦に際立って投手がいいとか、打撃がいいとかそういうわけではないようです。
実際にこのカードのここまでの11試合の得点差をみると、4点差以上で決着した試合はわずか2試合(1勝1敗)、残り8試合が3点差以内という僅差のゲームが多いのが特徴です。
僅差と言っても、極端なロースコアは少なく、ある程度の点の動きがある試合が多いのが特徴です。
相手を抑えられないわけでもなく、相手を全く打ち崩せていないわけでもないのに、どうして対戦成績が極端になってきているのでしょうか。
それは6/23~6/25の先週の3連戦がまさに象徴的で、簡単に書くと和田の足にかき回されて崩れてしまい敗れた2試合が現在のファイターズの弱点をモロに出しているように感じます。
和田を試合に出させないようにする展開にすればいいかも知れませんが、終盤全くランナーを出さないようにする方が難しいです。
そうなると出場した時にどう対処するか?にかかってきます。
はっきり言って、マリーンズサイドから見ると、「和田を出せば、ファイターズが勝手に自滅してくれる」そう取られるような気もします。
脚力と自身の肩を考えずに捕球した松本、焦ってバックホームした石井、この2つのプレーに共通することはプレーの予測不足かと思います。
松本の試合後のインタビューも何か的外れでしたし(のちに訂正していましたが)、点をやらないためにまず何をしなければいけないかを考える力がどうも不足しているように思います。
この2人、そしてミット外しの清水などが年齢的には20代後半から30歳にかかる年齢ということを考えると決して若手とは言えない選手で、前政権時代からも一定の試合経験を積んできた選手です。
実はファイターズの一番弱いところは選手として一番脂が乗るであろう世代の選手が多く伸び悩んでいるところだと思います。
なぜそうなったのか?は前政権時の指導力不足か、それとも本人の問題か、単に実力不足かはわかりませんが、若いチームを引っ張らないといけない立場の選手がこれでは、やはり接戦にここまで負けてしまうのも必然なのかも知れません。
マリーンズに接戦を勝ち切る試合が増えてくれば、全体的に接戦に対しても強くはなってくると思いますので改善していきたいところです。
改善するにはどうすればいいか?というところですが、若手の底上げを待つしかないのかというところが現状ですね。
短期間でプレーの判断力を爆上げするのは厳しいでしょうし、それができれば、とっくにクリアしている問題だと思います。
若手世代は今からでも考えてプレーすることができる選手に育って欲しいところです。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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