【応援団】選手に働けという応援団について考えてみる

先日、こんなニュースが流れてきました。

「西武ライオンズ応援団」が謝罪「無礼なコールだった」14日の巨人戦で自軍への「働け」コールが物議 ファン「あれは応援ではない」(デイリースポーツ)

最下位に低迷する西武の応援団が14日、同日の巨人戦で「働け」コールを行い、ネットで物議を醸した。

 同日の試合では四回、左翼のファンから「働け!働け!金子!」のコールがわき起こり、打者が凡退するごとにブーイングも響いた。五回には「気合を入れろライオンズ」のゲキも飛んだ。試合は1-7で敗れ、4連敗となった。(以下略)

「西武ライオンズ応援団」が謝罪「無礼なコールだった」14日の巨人戦で自軍への「働け」コールが物議 ファン「あれは応援ではない」(デイリースポーツ)

その後、応援団が謝罪する事態に発展したのですが、このことについては色々な考えがあると思います。

応援団のいいとこもわかるな〜

応援団と言っても、これ行き過ぎだろ!

個人的には応援団としてはやってはいけなかったことではないかと思います。

そもそも、選手は球団から給料を頂いているのであって、応援団からは給料はもらっていません!

入場料が球団の利益になっているから、とも考えられそうですが、選手と契約しているのは球団ですから、応援団に言われる筋はありません。

とは言っても、応援している立場からすると、言いたくなる気持ちはわからないでもないです。

応援しているのにその期待に応えてくれなければ、そう思いたくなる気持ちもわかります。

それが個人のヤジレベルならそんな大きな問題にならなかったと思いますが、それが団体しかも応援団が率先した行なった行為だったのが問題だったのです。(ヤジも内容によりますけどね)

組織的な応援をできる許可をもらっている団体が、率先して選手をヘイトする、もうこれは叱咤激励でも応援でもありません。

選手本人だって、本人なりに準備してきて試合では必死にやっているのに、「働け」とはなんだ!と選手本人もそう思っているはずです。

今回は応援団の謝罪で終わりそうですが、これは他山の石ではありません。

ファイターズも数年前、応援団が

「おい、打て!」

というコールをしたことがあったそうです。

これも問題の根っことしては同じような話ですよね。

10年以上前には千葉ロッテマリーンズが当時の監督、ボビーバレンタイン氏の解任問題で当時の応援団が暴走し、それを咎めた西岡が次の日に応援ボイコットされるといったこともありました。

こう考えると、応援団の応援という行為の履き違いで、問題が度々起きています。

時折暴走する応援団はプロ野球には必要ないのでしょうか?

実際には各球団、応援行為については応援グッズ販売にはなくてならないものであり、仮に応援団撤廃となると、球団のグッズ収入に影響が出る可能性もあるので、まずそんな流れになるはずもありません。

むしろ、さまざまな企画で応援団の力を借りているところも散見されるし、今のプロ野球ビジネスには切っても切り離せない関係になっているとも言えるでしょう。

ある程度の地位を確立しているからとは言って、選手の批判のようなものを徒党を組んで行って言い訳がないと思います。

応援団なんだから、むしろ苦境に立っている選手がいたら励ますのが応援団の役割のような気がします。

今回のケースでしたら、こんな応援をしてみれば、良かったと思います。

内野安打を狙え、か・ね・こ!

三遊間に転がせば、お前の足ならセーフになるぞ、か・ね・こ!

いや、ダメか(笑)、むしろ選手に余計なお世話だと怒られますね(笑)

最後に応援という意味について引用して締めたいと思います。

 力を貸して助けること。また、その助け。「選挙運動の—に駆けつける」「—演説」

 競技・試合などで、声援や拍手を送って選手やチームを励ますこと。「地元チームを—する」「—団」

Weblio辞書「応援」

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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ハムかつサンドのまっちいんぷれっしょん

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