ここまで打てないと、どうしようもないですな。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ファイターズ | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
イーグルス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1x | 3 |
振り返ってみると、非常に不思議な試合でした。
9回表までと、それ以降では別の試合のような感覚を覚えるような試合でした。
序盤は北山と荘司との投手戦というか、お互いに早打ち対決をしているようなくらい非常に淡白な攻撃。
ファイターズは万波の2本の長打が効率よく得点に絡み、イーグルスは1本のHRのみで、試合の起伏も全くなく、このまま淡々と進んでいき、今季最短試合か?と感じるくらいでした。
試合の流れが完全に変わったのは9回表でした。
イーグルスが捕手に代打を送り、捕手交代したものの、荘司は続投だったので、投球リズムが崩れる可能性があるので、ファイターズサイドは追加点を取れるきっかけが生まれたのでは?と期待したのですが、全くの見当違いでした(笑)
その荘司に最高のピッチングを見せつけられてしまいます。
福田、松本、野村相手に三者連続三振、この時球場の雰囲気が明らかに変わってしまいました。
「荘司の投球になんとかイーグルスは答えてやってくれ」
球場の雰囲気がそんな雰囲気になり、完全に敵役の役割にまわってしまったファイターズにとっては最悪の展開となってしまいました。
そこで抑えるのが本物のクローザーとも言えるのですが、とは言ってもこの雰囲気の中ではなかなか難しかったのか、先頭に四球を与えてしまうことで、さらにイーグルスムードの風が吹き込んでしまいます。
ブランコのヒットで二塁ランナーをなぜか三塁で止める判断間違いもあり、救われたかと思いましたが、こんなことではその流れは変わりません。
そして小郷に犠牲フライを打たれ、ファイターズは土壇場で同点に追いつかれ、そして12回に力尽きてしまいます。
ファイターズサイドとしては打てないなら、そのまま試合の流れを変えず淡々と終わらせたかった試合でしたが、あの三者連続三振を喫したことで流れを変えるきっかけを作ってしまったことが一つの敗因かなと思いますが、これで勝ち切れるほど、強くはないということですね。
ジャスティスは前日も被弾していましたし、ちょっと心配ですね。
変化球を見極められ、ストレートを狙われている印象で、この2日間はそのストレートに本来の勢いも感じませんでしたし、ここまで長い一軍帯同もなかっただけに疲労が溜まってきているのかもしれません。
この試合の収穫は、相手の早打ちに助けられた面はあるにしろ、7回1失点の北山。
これで先発投手としてやっていける目処もついたような気がします。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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