【5/26vs楽天10回戦】後手後手に回り、逆転負け

今日の敗因はただ一つ。監督の采配ミス。(今回の内容はかなり批判的ですので苦手な方は控えてください)

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ファイターズ
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0
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3
イーグルス
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2
0
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伊藤8イニング目登板の不思議

なぜ、伊藤を8回のマウンドに立たせたのか。

もうこれに尽きるんですよね。

正直、8イニング目は継投すべきだったと思ってますし、事実そうだったのかなと思います。

浅村が伊藤にタイミングが合っていなかったにしても、やはりイーグルスで一番怖い打者は浅村です。

それにこの試合の伊藤は絶好調だったのかというと、むしろ出来はいい方ではなく、相手打線の不調に助けられた内容でした。

しかも7イニング目は、先頭打者を水野の失策で出塁した場面で、得点圏で前の打席に打たれている山崎、小深田と続く場面を抑えきり、すでに球数は100球をゆうに超えていました。

伊藤ももしかしたら、このイニングで最後と思い、力を振り絞った可能性が高く、それで次のイニングを任せるのはあまりに虫が良すぎます。

なぜ、続投したのか、と考えるとき、宮西の連投を避けたのでは?とも考えたのですが、逆転HRを打たれた途端、すかさずスイッチですから、そんなことはありませんでした。

ベンチの意図としては、浅村まで抑えてほしいということで続投だったのですが、先にも書いた通り、7回の味方のミスを打ち消すための力投をしたばかりですから、そこまで伊藤に期待するのはあまりに楽観的です。

投手交代は打たれる前に変えるというのが、基本ですが、それはある程度打たれる可能性が高いと感じる場面を極力避けることという意味です。

投手事情もあるので、どうしても能力が高い選手に負担をかけたがることはわからないでもないのですが、目の前の勝負に勝つための策をおざなりにしてまで投手事情を優先させるのはどうか。

しかも、今回は宮西を回の頭から登板させることもできたわけですし、前々から気になってはいたのですが、ベンチの宮西の信頼は周りと比較しても高くないことも窺われる場面でもあります。

宮西が信頼できないなら、別の投手で8回1イニングを任せる投手を作らないといけませんが、そのような動きはあまり感じません。

前日の加藤は6回ですぐ変えるわけですし、投手の継投に関しては一貫性が見えないところが今後シーズン終盤に向けて歪みが生まれる心配が大いにあるので、投手起用に関してはどうにかしないと手遅れになります。

遅れた守備固め

あと守備固めのタイミングも謎でしたね。

ショートは打撃重視の水野が先発でこの試合もエラー1つをしてしまいましたが、7回の打席が終わってもそのまま交代はしませんでした。

いつもは必要以上に早めに守備固めをする新庄采配ですが、この試合は交代せず。

結果論ですが、7回にはその水野がエラーをして無失点に抑えましたが、伊藤に必要以上に負担をかけてしまいました。

そして、8回には上川畑をショートに入れますが、ここで代わりばなに内外野の連携ミスで出塁を許し、これが逆転負けの起点になりました。

これがなくても浅村に打たれて同点までになった可能性も大いにあるとは見てはいるんですが、個人的には7回の水野の失策が逆転負けの大きな原因と見ていますし、しかもそれはいつも新庄采配なら防げた可能性が高かったと思います。

この試合は初回に3点を先制したものの、追加点が取れず、6回終了時点ではこのまま逃げ切りを狙うしかないような試合展開でしたから、早くても守備を固めて逃げ切るべきで、しかも7回に水野の打席が回ってきたので変えるのは絶好のタイミングだったと思いますが、そこをスルーしてしまったのが痛かったと思います。

守備交代が遅れ、投手交代も遅れての逆転負け。

逃げ切るしかない試合展開では、あまりにも後手を踏んでしまったが故の敗戦で、勝てる試合を落としてしまいました。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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