【5/11vsソフトバンク8回戦】負けるべくして負けた試合

2回成功して、本物。先発投手北山はまだまだこれからです。

123456789R
ファイターズ
1
0
0
0
0
0
1
0
1
3
ホークス
0
0
2
0
2
2
0
0
x
6
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先発のテンポの悪さとワンポイントの球種偏り

この試合の敗因は色々挙げることはできるんですが、まず挙げなくてはいけないのは北山のテンポですね。

今回の北山はとにかくボール先行で、テンポが悪かったです。

5回途中で2失点での降板は粘ったとも言えるかも知れませんが、どちらかというと、相手が仕留め損なった感もします。

ストレートに力があるから、最後には踏ん張れたのかも知れませんが、ここまで球数が多いと、守流野手のリズムもなかなかつかもことができなかったと思います。

そしてこの試合の一番のポイントは打者近藤に対し、ワンポイントで投入した齋藤の被弾の場面です。

四球を嫌う新庄監督としては、よく5回途中まで我慢していたなと思っていましたが、ここで左サイドの齋藤を近藤にぶつけたきたのは、ここで絶対に追加点を許さない!という想いがあっ他のは明白です。

1点ビハインド、さらに北山は近藤を抑えきれていない内容でしたので、ここでの投手交代は当然とも言えます。

ここで近藤を抑えて、1点差で食いついていけば、前日の再現だって見えてきます。

しかし、斎藤は近藤を抑えきれず、最悪のシナリオとなり、試合の大勢が決まった瞬間ともなりました。

配球を見返すと、ストレートばかりなんですよね。

変則とはいえ、外に逃げるボールを使わないと、近藤を抑え切れるようなストレートの球威はもっっていないですから、コンタクト能力の高い近藤なら、芯にとらえるのは簡単だったと思います。

捕手がアリエルのままだったのですが、結果論ですが、ここは捕手も変えて良かったかも知れません。

アリエルのリードは賞賛されているようですが、リードのきめ細やかさという面では、まだまだ物足りなく、こういうシビアな場面では厳しいかなと感じました。

消極的な打撃と無駄な飛び出し

攻撃は4回の江越の見逃し三振と5回の水野の牽制アウトがチームの勢いを削いだように感じました。

江越の場面ですが、2ストライク目のアウトローのストレートはかなり低いコースでしたが、続くボールも同じコースのストレート。

なぜ手を出さなかったのか?それとも出せなかったのか?は分かりませんが、追い込まれていて、しかも同じようなボールだったらカットするくらいのスイングは見せて欲しかったかなと思います。

同じコースならストライクの可能性もあるし、仮にここから落とされたとしてもバットに掠らせるくらいのことはできたかも知れません。

フォークと早めに見切ってそれが2球続けて裏をかかれた可能性も考えられますが、それにしてもこの打席の江越は消極的でした。

その後、移籍初HRを打ったことは良かったのですが、ファンとしてはここでなんとかしてくれよ、の気持ちが強いですね。

5回の水野の牽制アウトはなんであそこまで飛び出していたのかが不思議でした。

【一塁へ爆速牽制】甲斐拓也『甲斐キャノン(守)が炸裂!ピンチの芽を摘む』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV



甲斐キャノンならあれくらい飛び出していれば、アウトにするのは容易ですし、ちょっと意図が見えませんでした。

サインが出ていたかも知れませんが、これで反撃の流れが潰えて、アップアップだった藤井をこれで完全に楽にさせてしまったプレーでこれも残念なプレーでした。

3連戦振り返ると、苦しいばかりで1勝しただけでも御の字かも知れないと感じたホークスとの3連戦でした。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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