【5/9vsソフトバンク6回戦】投手戦の結末は一つの四球から始まった

1安打だけでは勝てません・・・。

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ファイターズ
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ホークス
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打線は沈黙

ホークスの大関の出来は抜群でしたね。

松本が欠場したオーダーではなかなか厳しく、ヒットもわずか一本に抑えられてしまいました。

ストレートもよく、フォークもキレがよく、ファイターズ打線は何もさせてもらいませんでしたね。

唯一のチャンスが8回の攻撃で、1アウトから四球で谷内が出塁した後に伏見が送り、2アウト2塁にした場面でした。

上川畑で勝負をかけるというと、対左の成績が悪い上川畑で、とも思いますが、大関は左打者の方が苦手な投手です。

左投手でしかもスライダーがあまり有効でない投手でもあり、武器がフォークですから、基本外へ逃げる球種で有効な武器がないだけに左打者としては打ちやすい投手でもあります。

その狙いが見事に当たったと思ったんですが、痛烈な当たりがピッチャーのスパイクにあたり、こぼれ球がサードの真っ正面に飛んでしまい、ジ・エンド。

打球のツキもなかった試合でしたね。

スキが生まれる前にスキを作ったサヨナラ

伊藤はまあよく粘った、と表現をした方がいいのかも知れませんね。

こちらは毎回のように得点圏にランナーを背負うも、あと一本を許さないピッチング。

大関と比較すると内容には大きな差があったのですが、これでも7回無失点と踏ん張ってくれたわけですから、先発としては十分な働きをしてくれたのではないかと思います。

高めにボールが集まる時もあり、そこを打たれてはいたんですが、ストレートに力があったため、ここ一番では相手をねじ伏せることができたことが無失点で切り抜けられた要因かと思います。

これで伊藤もようやく、安心して見ることができる状態になってきたように感じます。

試合的にはホークスのリリーフ陣が強力とはいっても、継投のタイミングで流れが変わってくれるかなと思いましたが、継投する前に試合が終わってしまいました。

9回のロドリゲス投入はいつもと違うリレーでしたが、周東に簡単に四球を出してしまったことで一気に負けの流れになってしまいましたね。

俊足ランナーの怖さはファイターズファンなら五十幡でよく知っていますし、今回もその足にやられた印象です。

1アウト1塁から、単独スチール、甲斐の打球は二遊間を襲い、上川畑が処理をするが、完全捕球できないスキをつかれてのサヨナラ負けとなりました。

直接な敗因は上川畑ですが、周東を出したことが敗因でしょうね。

ロドリゲスは簡単に四球を出すこともありますし、ランナーを出してしまった場合は自力で三振を取れないので、どうしてもランナーが進塁しやすい状況を作ってしまいます。

ヒットを打たれたならともかく、四球しかも俊足の打者に出してしまうと、彼の場合はなす術がなくなってしまいます。

ジャスティスを使わなかったのは休養の意味があるでしょうが、松本の欠場も休養だといいのですがと思ったら、足の具合が良くないということでちょっと心配です。

怪我人も多いので、これ以上増やさないようにベンチも対策をとってはくれているのですが、やはり出るべき選手が出ないと、厳しい戦いになるのが今のファイターズの選手層の薄さを感じてしまいます。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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