新外国人選手獲得のお知らせと聞くと、ワクワクしますが、狙いをしっかりと確認していきましょう。
アレン・ハンソン選手と契約合意(北海道日本ハムファイターズ球団公式)
ハンソン選手コメント
「今回の移籍を実現してくださった茨城アストロプラネッツと北海道日本ハムファイターズの両球団に感謝いたし ます。毎日全力で100%を出し切ります。チーム内での自分の仕事を理解し、実行し、チームの勝利に貢献します。ファンの皆様には、アレン・ハンソンという選手のプレーを楽しんでいただければと思います 」
稲葉GMコメント
「メジャーリーグでも多くのポジションを守り、長打も多く、アスリートタイプの選手でスイッチヒッターであることから、今のチームにとって必要な戦力だと思います。メジャーやマイナー、ドミニカや日本などの様々な環境でプレーをしてきた経験を存分に発揮してもらえたらと思います。シーズン途中の移籍になりますが、ファイターズでも様々な役割でのプレーに期待をしています」
北海道日本ハムファイターズ球団公式
稲葉GMのコメントだけを見ると、すごい選手のような気もしますが、そんな選手がBCリーグでプレーしているということは、何かあるのでは、と考える方が自然かも知れません。
ユーティリティで、スイッチヒッターでアスリートタイプでパワーもある。本当にそれが高いレベルでこなせる選手だったら、MLBの各球団がほっとくわけはないでしょう。
それがなぜ日本の独立リーグでプレーしているのかは、わかりませんが、大きな欠点があるので大成していないのかも知れません。
MLB通算成績を見ると、四球が少なく、三振が多い数字なので選球眼が心配なタイプのようですが、日本の野球でプレーしたことで変化球の見極めができるようになっているかも知れません。
球団側の視点から見ると、今回のは補強ではなく、補充と考えたほうがしっくりくるような気がします。
正直、故障者の数が増えに増え続けている現状を考えると、一軍もそうですが、ファームの選手管理にも影響がでる可能性が考えられます。
今でこそ、育成選手がいるファイターズでしたが、育成選手がいなかった頃、選手の故障が続出した時には、外野手がぶっつけでセカンドをやっていたりとか、なかなかカオスな運用をしていたこともありますし、ポジションを複数守れる選手が加入することは、一軍だけでなく、ファームの運用面でも非常に助かるのかも知れません。
選手の特徴的にはアルカンタラとかなり被る選手ですが、一軍戦力として考えると、アルカンタラとハンソンの併用はあまりないような気もします。
背番号から見ても、期待値は少ないような気もするしますが、思わぬ掘り出し物だったと言えるような選手だったらいいなあと思います。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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