12日のバファローズとのオープン戦について振り返っていきたいと思います。
スライダーに苦しむ福田
まずはタイトルにもした福田の投球から振り返っていきたいと思いますが、正直、開幕メンバーに名を連ねるのは厳しそうですね。
新庄監督も福田には期待しているのか、かなり福田に登板機会を与えていますが、スタッツだけを見ていると制球にキュウキュウしているのが目に見えるような数値だったので気にはしていましたが、今日のピッチングを見て、やっぱり厳しいかなと感じました。
長年の課題であった制球がやはりこの日も不安定な印象でいきなり先頭を歩かせてしまい、2アウトまではと取りますが、ストレートは制球はまずまずなものの、スライダーの制球が甘く、昨年の友のは今年の敵の石川亮にタイムリーを浴びてしまいました。
最後はストレートで押し切りましたが、正直、今日のバファローズ打線がベストメンバーとは思えないメンバーだったので抑えられたとも見え、バリバリの一軍メンバーにこのピッチングで抑え切れる姿は想像できなかったのがもどかしいです。
左のリリーフはメネズが当確、復活を期す宮西が好調で、あとは2年目の長谷川も結果を出してはいます。
左の中継ぎを何人置くかは分かりませんが、せいぜい多くて3名までだと思われるので福田はかなり厳しい戦いです。
北海道ゆかりの選手でもあるので、もうひと頑張りして欲しいところですね。
打線も振り返る
実は今季打線について全く言及していなかったのでそろそろ語っておきたいと思います。
この日は黒木に苦戦しましたが、アクシデント絡みのようですが6回に集中打で逆転したのは見事な攻撃でした。
中でも矢澤のバッティングはセンスを感じますね。
外のボールはしっかりレフト方向へ、インコース気味のボールはしっかり引っ張り、意外に広角に打てるバッティングを見せてくれますね。
万波のタイムリーも今までとは違うイメージを感じました。
万波の万振りの如く、ロマン砲という言葉がこれほどしっくりくる選手はいなかったのですが、今日は変化球を軽打してのタイムリーですから、万波なりに柔軟な打撃をするようになったのかなと少々驚いています。
万波も新戦力よりは外野での優先度は低く、一塁も守る状況ですからポジション争いにさらされている選手の一人です。
最終的に万波がレギュラーを取るかどうかは分かりませんが、こんなところで選手層が厚くなってきているようにも感じます。
昨年1年間かけてまいた育成の種が少しずつ育ってきているのかも知れません。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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