【オススメ】TV観戦に最適な選手名鑑を紹介します

 プロ野球の開幕もあと一月足らずとなってきました。

 そろそろ開幕に向けて色々準備をしていきたいところですね。

 準備で必要なものは、推しチームに新しく加入した選手の情報、もしくはライバルチームの動向などもチェックしていきたいところです。

 その点で一番有効なのは、各社で発売されています選手名鑑です。

 各社ともいろいろ思考を凝らし、バラエティに富んだものが発売されていますが、当ブログでぜひおすすめしたいのが日本スポーツ企画出版社発行の2023プロ野球オール写真選手名鑑です。

 僕も以前、某ブログでおすすめされていたので、購入し、今年までで10年近く購入し続けている選手名鑑です。

 おすすめポイントをまとめて見ました。

  • 選手の特性がわかるデータが充実
  • サイバーメトリクス指標が充実
  • コメントが独特で秀逸
  • 過去5年のデータ、年俸が掲載
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選手の特性がわかるデータが充実

 今回オススメする選手名鑑で一番のウリになるのが充実したデータです。

 主力級の12球団、全288選手の詳細なデータが掲載されています。

 投手なら、球種別の配分、球種別の被打率、空振り割合、ゴロ率、フライ率など、どんな投球をするのかイメージが掴みやすいデータが満載です。

 野手も打球方向、ゾーン別データの他に、初級スイング率、ボールスイング率で積極的な打者なのか、選球眼がいい打者なのか確認できますし、個人的に一番注目しているのが球種別の成績です。

 球種別といっても、カーブ、スライダーなど具体的な球種の成績ではなく、真っ直ぐ系、曲がる系、落ちる系と球種をざっくりと捉えての成績が掲載されているのが個人的なポイントです。

 具体的な球種の方が詳細なデータがわかるような気もしますが、実際には記録員の主観による球種識別のため、これが正しいデータとは言い切れないところもあります。

 この選手は曲がる球が強い、落ちる球に弱いといった、ざっくりとしたイメージで掴んだ方が観戦の時にも見やすい情報かと思います。

 さらに150キロ以上の打撃成績も記載されているのも大きな注目ポイントです。

 近年、投手の球速が飛躍的に上がってきている中で打者としては速いボールの対応ができるかどうかが成績を上げるポイントになっている気がします。

 この数字で速球系に対応できる打者かどうかの確認ができるので、ぜひ注目してほしいファクターで、そのデータがあるのがこの名鑑の嬉しいところでもあります。

サイバーメトリクス指標が充実

 この選手名鑑でもう一つの大きな注目ポイントはサイバーメトリクス指標が充実していることです。

 データ好きの方ならたまらない内容になっていますし、主力選手には選手の貢献度を図るWARの掲載、さらに守備指標で大きく注目されているUZRも掲載されており、この選手の守備がどうか判断できる材料もバッチリです。

 さらに巻末には球速別の空振り率ベスト5やら、マニアックな(?)データも多く掲載されており、これを見るとプレーのイメージが変わる選手が出てくるかも知れませんね。

 例えば外野手の貢献を示すARMという数値のベスト5も掲載されているのですが、2位がファイターズの今川で1位が前ファイターズで現イーグルスの西川。

 西川と強肩というイメージが、特にファイターズファンには結びつかないのですが、数値で判断すると堂々の一位ですかわからないものです。とにかく今季の西川の送球にも注目していきたいところです。

 僕的にはマニアックなデータを見てニヤニヤしているだけですが、推し選手のプレーの性質を再確認するのにも十分有効なデータの数ですので、データ好きにはたまらない一冊だと思います。

コメントが独特で秀逸

 この選手名鑑の隠れた魅力としてぜひ紹介したいのが、コメントが独特で秀逸です。

 どの選手名鑑にも選手に対するコメントが掲載されているのですが、この選手名鑑のコメント非常にユニークです。

 その一部を紹介しましょう。

美容へのこだわりが強く、就寝時はフェイスパックをかかさない

清水優心のコメントより抜粋

練習での打球が松本の愛車を直撃して顔面蒼白になる一幕も

有薗直輝のコメントより抜粋

家に出るおでんは4分の1が牛すじ

中田翔のコメントより抜粋

 とファイターズ関連の選手のコメントを抜粋して見ましたが、これって野球に関係があるの?どころか、この情報必要か?いったコメントがところどころにあるのがこの本の楽しいところです。

 コメント欄を読み倒して選手の意外な一面を見つけて、推し選手が増えるきっかけになるかも知れません。

 このコメントだけを見て一日潰すのもなかなか有意義だと思います。(←中の人の実話です)

過去5年のデータ、年俸が掲載

 2018年〜2022年までの過去5年の成績、そして年俸の推移も掲載、選手が持続的に成績を上げてきているのか、もしくは急成長してきた選手なのか、他球団の選手になると意外に把握していないこともあります。

 その点では過去5年のデータが掲載されているので、確認したい選手が安定した成績を残している選手なのか、それとも成績に波がある選手なのか確認するのにはいい材料かと思います。

まとめ

 以上、僕のおすすめの選手名鑑について書いてきました。

 ポイントとしては

  • 選手の特性がわかるデータが充実
  • サイバーメトリクス指標が充実
  • コメントが独特で秀逸
  • 過去5年のデータ、年俸が掲載

 この4点を挙げてきました。

 データという一面で選手を別の角度から見てみたい、マニアックなデータを見てみたい、あるいは選手の意外な側面を見てみたい、そのどれか一つでも当てはまるものがあれば、満足できる選手名鑑だと思います。

 開幕までに選手名鑑を購入し、バッチリ今季の予習をしてから、プロ野球開幕に備えていきたいところですね。

 というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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