2022年成績
防御率4.82 4試合 1勝 3敗 0S 0H投球回数 18回2/3 被安打22 被本塁打3 奪三振8 与四球 7与死球 7被打率.314
育成落ちから支配下昇格、プロ初勝利、そして新たに壁にぶち当たる、田中のプロ生活にとって、大きなターニングポイントになった一年でした。
大きな故障を経て、昨季復帰したものの結果が出ず、育成再契約となりましたが、今季はツーシームを軸としたピッチングでイースタンで結果をある程度出した中での支配下昇格、プロ初登板が初先発となりました。
初登板は初回のピンチを切り抜けたこと、味方の援護もあった中で多彩な球種を織り交ぜながら試合を作り、プロ初勝利、ここまでファイターズ先発陣に新顔が少なかったのですが、ようやく出てきたという印象でした。
しかし、次回以降のピッチングではピッチングの軸となるツーシームが決まらず、相手打者にぶつけてしまうケースが多々見られ、ある試合では連続死球というありがたくない記録を作り、BIGBOSSが試合中に相手チームに謝罪をするという珍現象の要因を作ってしまいます。
これでも投げろ、という方もいそうですが、ここまで精度が低いと乱闘の種にしかならないのは明白ですので、外中心のピッチングに切り替えるしかありません。
しかし、それで抑えられるほどのものは田中にはないので、当然試合を作れずにKOされてしまう、これが現在の一軍での田中の課題として浮かび上がりました。
投球スタイルは確立できたので、あとは精度を上げることが田中のまず越えなければいけない課題になるでしょう。
地獄を見た選手の強さを生かして欲しいところです。
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というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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