打率.203 100 試合 28得点 296打数 60安打 10二塁打 2三塁打 14本塁打 40打点 112三振 12四死球 0盗塁 OPS .629
プロで十分スターになれる能力と、乗り越えなければならない壁を感じた一年でした。
BIGBOSS体制になって、重点的に起用されたメンバーの中の一人で、身体能力の高さに定評がある万波ですが、打撃ではとんでもない飛距離、そして守備では広い守備範囲、強肩と魅力たっぷりの選手です。
打撃の方は確実性には乏しいのですが、よく解説者の方が「何を狙っているかよくわからない」と仰られるほど、配球の読みが第三者からではわかりづらい打者で、解説者が解説できないようなHRを何度も放ってきました。
しかし、打撃に関しては明確なウィークポイントがあり、アウトローの変化球には面白いようにクルクル回りますし、インハイについては高校時代から打てていません。
万波もインハイへの苦手意識があるせいか、そこを気にして遠くの外の変化球の見極めができないのでしょう。
近藤にボールの見分け方を教わり、多少は改善した姿をシーズン終盤には見せてくれましたが、確実性より一発が求められる選手ではあるものの、やはりもう少し確実性を上げないと、今後は苦しくなるのが眼に見えています。
守備も万波しかできないファインプレーを見せてくれるのですが、その一方、致命的なエラーも多かったりします。
後半戦に打席で悩んでいるとBIGBOSSから指摘されての降格を受け、再昇格後は「悩みはありません」を連呼していたが少々気になっていました。
しかし、悩みがない選手なんて誰もいないし、BIGBOSSが言いたかったことはプレー中に悩みを持ち込むな、ということを言いたかったのですが、その点を理解できず、シーズンが終了してしまいました。
万波は今は高い身体能力でプレーできているのですが、それ以上を目指すとなると、もう少し考えてプレーする必要があるかと思います。
本能的なプレーも確かに万波の魅力ですが、それだけでは高いレベルで結果を出し続けることは困難になるはずですので、プレー中はプレーに集中し、それ以外の場面では悩んでいもいいので、よく考え抜いて、ステップアップを目指していきたいところです。
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というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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