防御率 2.52 13試合 3勝 3敗 0S 1H 投球回数 60回2/3被安打 52 被本塁打 8 奪三振 53 与四球 24 与死球 4 被打率.234
高卒2年目でこれだけやれれば上出来。
昨季の宮城のブレイクをみると地味に映りますが、根本の2年目は上々の一軍デビュー年でした。
オープン戦からBIGBOSSから期待されて迎えたシーズン、プロ初登板をリリーフで終えた後の初先発、緊張しまくっているのが画面越しにもわかるくらいのピッチングで自分の力を出せないで終わってしまいます。
これはメンタルに難あり?と心配しましたが、その後はその時持っている実力をその都度発揮することができ、その都度見つかった課題を解決しながら、一歩ずつ前に進むことができたそんなシーズンでした。
象徴的なのは1イニングで四球→三振→四球→三振→四球→三振という怪投をしたのちに3回1失点ながら交代させられた試合の次の試合で、コーナーを狙いすぎずストライクコースに投げ込むピッチングに変更し、自己最長の7回途中まで投げ抜き、勝利投手になった試合でしょうか。
その次も勝てませんでしたが、8回途中まで投げることができ、試合を作ることができる先発に育ってきています。
投球スタイルとしてはキレのいいストレート、スライダーが中心で、通常、左投手は右打者に対してはチェンジアップ、フォークなどの外へ逃げる変化球が多いのですが、根本の場合は左右関らず、ストレート、スライダー中心の組み立てで抑えています。
右打者には自分に向かってくるボールばかりなので、今後この投球パターンで通用するかどうかは注目したいですし、できることならチェンジアップを磨いてくれれば、より安定したピッチングができるように思います。
今季は登板間隔を空けながらの先発でしたが、来季は中6日で投げてくるのか、シーズン通してローテで回る面については未知数なところもありますが、楽しみな先発投手が出てきました。
プレイバック名場面
特選記事
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
コメント