防御率3.94 36試合 2勝 2敗 6S 8H 投球回数 32回 被安打26 被本塁打 1奪三振 37与四球 13 与死球 1被打率.222
3年ぶりの一軍復帰、現在の課題がはっきりした一年でもありました。
トミージョン手術後、石川の開幕は一月遅いものでしたが、コロナ禍での離脱以外はほぼ一年で投げることができた、それがまず石川にとって良かったことだと思います。
今季はクローザーを任せられるなど、過去の実績からリリーフ陣の救世主に期待する声も多かったと思いますが、それに応えたとは言い難いシーズンでした。
投球内容を見ると、石川の武器であったストレートが完全に戻りきれていないところ、それが石川のピッチングを苦しくするものでした。
以前は150キロを超えるストレートだったのに、今季は140キロ中盤、不調時は140キロ前半まで速度が落ちてしまい、球威も不足しているせいか、相手打者を空振り、もしくは押し込むようなストレートを投げるケースはほとんど見られませんでした。
カウント球のカーブ、そして得意のフォークはしっかり投げられていたのですが、ストレート狙いを警戒しすぎて変化球を多投するケースも見受けられ、打者がストレートを選択肢から消して打席に立てる状況でしたから、変化球の見極めをじっくりされ、四球を出して、石川自身の首を絞めることになってしまう投球が多く見られました。
トミージョン手術後は球速が上がることが多い、という話も聞きますが、もちろん患部の状況、リハビリなどからでもそうはならないこともあると思いますが、石川の場合はどうなのでしょうか?
リハビリ途上で球速が出ないのか、それとももうこれ以上は無理なのか・・。
一年ではまだまだ見極めはできないところですが、本来のストレートが戻ってこないと、大事なポジションを任せるのは難しいと感じた、復活のシーズンでした。
プレイバック名場面
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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