防御率2.84 19試合 2勝 1敗 0S 3H 投球回数 38回 被安打 33 被本塁打 2 奪三振 25 与四球 13 与死球 4 被打率.236
少し下に潜ってみたら、見える景色が見違えるほど眩しく見えた、そんな鈴木の激動のシーズンでした。
昨季までは140キロ台のストレートで押すサイドハンドでしたが、BIGBOSSの指示によりアンダーハンドに転向することになりました。
昨季までのサイドですと、ボールはそれなりに速いのですが制球が不安定で一軍に定着することができず首脳陣の期待に応えることができませんでした。
しかし、このアンダーハンドの転向がベンチが鈴木を色々な場面で試したい、と好奇心を生むことになっていきます。
最初はピンチの際のワンポイント要員という起用方法を考えていたものの、その時は炎上スタートだったのですが、その後はロングリリーフで活路を見出し、その後はいきなりの先発転向である程度の結果を出してしまうのですから、本当にわかりません。
本人もまさか先発で投げるとは思ってなかったでしょうが、シーズンの最後に先発での勝利を挙げることになります。
心配されていた制球もアンダースローに変更したことで、ある程度まとまり、それが投球の安定につながったようです。
とはいっても、ストライクコースに集めることができるようになった、というレベルで細かい制球力とまではいかないので、いかに相手打者のタイミングを外すことができるか、その点が鈴木の投球の生命線になっていきます。
時折、サイドでのストレートをアクセントで使ってきますが、今のところはあまり有効ではないようなので、アンダースローのみで投げた方がいいのかもしれません。
来季は先発候補の一人とはみているのですが、試合の流れを変えるリリーフとして起用することもベンチとしては考えている可能性もありそうで、起用方法はどうであれ、ファイターズ投手陣の強いスパイスになる活躍を期待したいです。
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というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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