防御率2.20 22試合 3勝 2敗 0S 8H 投球回数 16回1/3 被安打 14 被本塁打 0 奪三振 13 与四球 3 与死球 1 被打率.230
昨季、8回のマウンドを担ったロドリゲスでしたが、今季はなかなか微妙な起用方法でした。
そもそも調整遅れが原因で、一軍登板が最下位が定位置になり始めた7月以降、その後防御率を見るとまずまずの数字に見えますが、起用方法を見ると、決してBIGBOSSの信頼は高くないのかなと感じます。
登板数の割に投球回数が少ないのは、1イニング任せてもらうことの少なさをあらわしていますし、そのような起用法になったのは長年課題と言われているセットポジションでした。
ランナーを塁に出せば、俊足ランナーを代走に送れば、二塁はフリーパス、三振の可能性が少ない投手ですので、その後に内野ゴロ2つで進塁できれば、最低1点を奪うことができる、相手にとっては一人ランナーさえ出せばなんとか出来る、そんな投手をBIGBOSSは大事な場面の1イニングをそのまま与えることができなかったということでしょう。
投球スタイルはツーシームを中心にゴロを打たせる典型的なゴロピッチャーで、長打の危険が少ないところはリリーフとして適任ですが、反面、相手を三振にとるピッチングが難しいタイプなので出塁を許すと失点の危険が大きくなる、なかなか難しい投手です。
そのため、ある試合では一人ランナーを出しただけで交代させるなど、重要な局面では使いづらいとBIGBOSSも判断していたようです。
それさえなければ、相手打者を抑えるケースが多いので、なかなか難しい投手です。
来日5年目で相手チームにつける隙が明確になっている投手を来季どうするか、と注目していましたが契約延長になりました。
とはいっても、セットポジションの課題を克服しないと、新庄監督の起用法に変化があるとは思えず、克服できることがセットアップ返り咲きの条件となっていきそうです。
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というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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