打率.236 102 試合 30得点 296打数 70安打 12二塁打 6三塁打 6本塁打 32打点 64三振 20四死球 8盗塁OPS .663
数字こそ例年とは変わらない、とはいえその中身はかなり濃いものになったシーズンでした。
思えば、チーム初得点を挙げたのが開幕戦の千賀から打ったソロHRでした。
石井はインローにくれば、長打を放てるツボがあり、意外性の長打を持っている選手ではあるんですが、監督が変わってびっくりしたのは、石井を中軸に置きたがっていたことです。
昨年までは打率が示す通り、決して打てる選手という評価はされていなかったので、当然下位の打順がほとんどだったのですが、なぜかBIGBOSSは5番や3番に置きたがるのが非常に不思議でした。
しかし、その打順で石井が光出すのですから不思議なものです。最終的に得点圏打率はやや高めの数字に落ち着いてたものの、打率が2割前半なのに、得点圏打率が3割、打点もチームトップなんて時期もありました。
石井という選手はある程度の責任を負わせないと力を発揮することができない選手なのか。自分の中でそう仮説を立ててはいますが、今年の石井はチャンスでは期待できるものがありました。
三塁打も6本となんとリーグ3位、長打と俊足のイメージがない石井らしくない数値ですが、これが石井の今まで発揮できなかったポテンシャルの一つだったのかもしれません。
守備に関しては決して下手ではないけれど、大事な時に信じられないポカをしてしまう、というイメージがあり信頼が置けなかったのですが、BIGBOSSが「石井はセカンドが一番上手い」というだけセカンドの守備は安定していました。
その反面、慣れないサードなどですと判断ミスが目立ち、色々守備はこなせるけど、どれもが高いレベルではなかったと言えますし、もし定位置をセカンド固定して起用していれば、もう少し違った石井の姿を見ることができたのかなとも思います。
セカンド石井にある程度目処を立てた一年になりましたが、二遊間の選手が多く入団してきそうですので、その競争に今のままでは勝てる確信は持てないと思いますので、定位置奪取には来季が勝負の年になります。
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というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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