【2022シーズン選手別振り返り】【34】堀瑞輝

2022年度成績

防御率5.82 41試合 1勝 5敗 5S 11H 投球回数 34回 被安打 41 被本塁打 4 奪三振 34 与四球 16与死球 3被打率.295

昨年のタイトルホルダーが今季は本当に苦しんで、苦しみ抜いた一年となってしまいました。

昨季の7回担当から今季は8回担当のセットアップとして起用されたのですが、前半戦こそまずまずのピッチングをしていましたが、そのピッチングが崩れたのは交流戦の頃でした。

今でも印象が色濃く残るスワローズの3連戦の頃から安定感がなくなり、タイガース戦では連日の大炎上、この時期の堀はマウンド上での表情が明らかに自信なさげで、正直メンタル的にやられているのではないか?と感じてしまうほどでした。

しかし、シーズン終了後、左肩を痛めていることが判明し、現在はその治療中ということですが、本人のインタビューになると来季目標はない、というくらいですからまだまだ肩の復調には時間がかかるようです。

投球内容を見返してみると、シーズン序盤はストレートの球速が140キロ後半に到達していたのですが、G.W前後から140キロ前半に低下、抜け球も多く見られ、フォームもシーズン序盤はフィニッシュがしっかり決まっていたのですが、その後はフィニッシュでバランスを崩すこともしばしばでした。

解説者に全力で投げられているのか?と言われていた登板もありましたが、この頃から肩を痛めていると考えれば、肩の調子が悪いのでセーブして投げていたと思われます。

抜け球も多く、それが打者の意表をつくところに抜けてくれば、結果オーライで抑えられたのですが、そうでないと、セーブしたストレートでは相手打者には脅威にならず、今季打ち込まれたと考えています。

チームに多い98年生まれ組の中でも、実績はトップクラスですので、早く故障が癒えて、リリーフの中心に戻ってくることを願いたいところです。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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