打率.268 78 試合 11得点 153打数 41安打 9二塁打 0三塁打 1本塁打 12打点 24三振. 8四死球 0盗塁OPS .655
谷内も監督交代で見る景色が変わった一人です。
栗山体制でも守備固めという役割を与えられ、守備職人という印象が強い選手でしたが、BIGBOSSの「打撃もいい」という評価もあり、スタメン、代打などで起用されるケースも増え、規定打席にはまだまだ足りていないものの、2割7分に迫ろうという打率でシーズン終了することになるとは、嬉しい誤算でした。
守備の評価は今更改めて書くことではないのかも知れませんが、セカンド、サードだけでなくショート、ファーストもそつなくこなすだけでなく、守備も華麗で、個人的には谷内ー上川畑の二遊間コンビが今季一番のコンビと思っています。
今季、大きく評価が変わった打撃では上川畑同様、長打はないものの、しぶとい打撃が持ち味でフリースインガータイプの多い現在のファイターズの中で貴重なスパイスとなりえる選手です。
打撃も技術が飛躍的な成長を見せたということではなく、打席を与えられたこと、そして認められたことで自信を持って打席に立てたこと、経験で培った配球読みが冴えたこともプチブレイクに繋がったと考えられます。
最もスワローズ時代では打撃も評価され、レギュラー奪取を期待されるところでしたが、故障に泣いたことで一軍定着できなかった選手ということを考えると、これだけやれるポテンシャルはその時から見せてはいたのでしょう。
ファイターズ移籍後も一緒に移籍してきた秋吉がリリーフで出場機会を得られていたのは対照的に最初は不遇を囲っていたのですが、秋吉がノンテンダー通告でチームを去り、谷内がここにきて存在感を出してくるとは不思議なものです。
石井を始め、二遊間を守るルーキーも入団してきますので、来季も競争は熾烈ですが、エスコンフィールドでもしっかり爪痕は残してくれることでしょう。
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というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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