【2022シーズン選手別振り返り】【31】高濱祐仁

浅間との横浜高校同期コンビが今季限りで解体となってしまいました。

育成落ちから再昇格を果たし、昨季ようやく一軍に定着、ファーストのレギュラー格にまで辿り着きましたが、今季は清宮とポジションを争う立場になるはずだったのが、その舞台に登ることすらできなかった、そんなシーズンでした。

支配下全員一軍戦出場の公約があり、昇格を果たすことができましたが、全く一軍の投手にタイミングを合わすことができず、散々な結果となってしまいました。

今季もファームでは一見、まずまずの成績を残しているように見えるものの、ファームでの三振率が３割近いですから、打撃のタイミングの取り方などを忘れてしまったのかどうかはわかりませんが、深刻な不振に陥っていたかと思われます。

一軍の壁も昨季乗り越えることができているだけに何が彼にあったのかはわかりませんが、ここまでの落ち込みは想像できませんでした。

来季から阪神タイガースに移籍することになりましたが、兄がプロの道に進んだ最初の球団に在籍することになるとは、これも何かの縁でしょう。右の内野不足のチーム状況でどこまでやれるか、見守っていきたいところです。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。