今回初めての現役ドラフトが実施され、ファイターズ関連では古川侑がホークスへ移籍、ライオンズから松岡を獲得することになりました。
事前は戦力外候補のシャッフルになるのでは?とも見られ、しかもドラフトのシステムがあまりにも複雑怪奇でツッコミすることもできず、なかなかこのブログでも触れることができなかったのですが、1回目終了の感想では、なかなかの選手の移籍が実現しているそんなイメージです。
ファイターズから古川がリストアップされていたことは正直ショックですし、飼殺し救済策として実施される現役ドラフトの目的とはずれているんじゃないかと思いますが、当然定められたルールでのことなので、ここは仕方ないと諦めるしかないでしょう。
今回のドラフトの指名経緯が一切非公表なので、松岡が第一希望だったのかはわかりませんが、結果だけ見ると、新庄監督の変則投手好きがまたしても発動してしまった印象です。
松岡は来季4年目を迎える右サイドの投手で高卒後、BCリーグに1年在籍してのプロ入りですから吉田輝星、今季ドラ2の金村と同級生ですから伸びしろ期待の指名でもあります。
しかも高校2年までは野手、投手2年だけでプロ入りしたくらいですから、投手としての潜在能力は高いと思われます。
懸念材料としては昨季右ひじ手術を受け、今季が勝負のシーズンと思われましたが、一軍登板はなく、二軍でも防御率5点台後半、四球も投球回数の半数くらいということですから、今のままでは戦力として計算するのは厳しそうです。
ストレートは150キロ前後を記録するサイドハンドで制球に不安、変化球もスライダーくらいということで、原石のままの印象のようですが、投手コーチがサイドスローで活躍した建山コーチですから、松岡にとっても飛躍のきっかけになる可能性はある環境かと思います。
来季の松岡の飛躍に期待したいところです。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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