【2022シーズン選手別振り返り】【28】河野竜生

2022年成績

防御率 4.41 21試合 0勝 2敗 1S 1H 投球回数 34回2/3 被安打 36 被本塁打 3 奪三振 25与四球 11 与死球 3被打率 .271

ドラ1の3年目の今年も消化不良で終わってしまった、そんな一年でした。

昨季は前半戦は中継ぎ、後半戦は先発で投げて、中継ぎでは無双、しかし先発では前半こそ素晴らしいものの、中盤あたりから崩れていくピッチングの繰り返しでした。

今季は最初は先発、途中からリリーフに回るも、どちらともピリッとしない内容で終了、昨季きっかけを掴みかけたかと思いましたが、むしろトンネルの奥深くに潜り込んでしまったような状況です。

河野のピッチングとしてはストレートの威力は素晴らしいものがあり、スライダーも有効な武器ですが、右打者の外角に逃げるような球種が弱いことが先発として通用してない理由として、たびたびこのブログでも挙げさせていただいていますが、今季もその点が改善されませんでした。

昨季、リリーフで成功していた時はコンスタントにストレートの球威が高かったため、投球内容が安定していたのですが、今季はそのストレートの球威も本来の威力を感じることができませんでした。

スローカーブを多く混ぜたり、緩急で抑えようと色々工夫はしているようですが、通用したのが最初だけでその後は逆に狙われる場面もあったりと、なかなかうまくいきません。

好調だったリリーフ稼業から途中で先発にコンバートしたことで、河野の本来の良さを河野自身が見失ってしまったような気もします。

来季は河野も先発、リリーフどちらか一本で勝負したいといっていますが、絞るならやはりストレートの威力で押し切れるピッチングができるリリーフの方が適性があるかと思っています。

もし、リリーフなら、昨季の投球内容を再現できるのなら、セットアップなど大事な場面を任せられるくらいのポテンシャルを持っているだけに来季こそは、河野が一軍の貴重な戦力に育ってほしいものです。

プレイバック名場面

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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