【2022シーズン選手別振り返り】【27】古川裕大

2022年成績

打率.229  36 試合 5 得点. 96打数 22安打 3二塁打 0三塁打 0本塁打. 1打点 23三振 8四死球. 0盗塁OPS .549

即戦力の期待がありながら昨季は一軍出場なしで迎えた今季でしたが、出場試合数は少ないながらも一軍で存在感を出すことができたシーズンになったと思います。

5月に一軍昇格を果たし、デビューをしたものの、すぐコロナ感染で離脱とタイミングの悪さも感じましたが 後半戦に再昇格してからはシーズン最後まで一軍に帯同することができました。

古川の武器となったのは打力の高さで一時的ですがライトでのスタメンも何試合かあり、その点からもベンチでも打撃力の高さに期待しているところが感じられます。

釧路の奇跡のレーザービーム、プロ初ヒットがあのマー君こと田中将大からですから、いろいろな面で持っている選手なのかも知れません。

捕手としての守備面はブロッキング、キャッチングは特に問題ないようですが、課題になるのがスローイングの面でしょうか。

二塁送球は意図的という解説も聞いたことがあるのですが、ワンバウンド送球。送球は場合によってはノーバウンドよりワンバウンドの方が速い場合もありますが、ワンバウンド送球の場合、グラウンド状況によりイレギュラーして悪送球に繋がりやすいので、意図してのワンバウンド送球なら勘弁してほしいところです。

外野手で見せたレーザービームなど地肩は強いはずですので、しっかりとしたスローイング技術を身につければ、安定したスローイングができそうですが、この部分が改善されないと激しい外野手争いの荒波に巻き込まれてしまうので、捕手としてプロの最低限の守備の技術を身につけてくれればと思います。

ここ近年のファイターズは捕手の人材難が囁かれていますが、古川が捕手で確固した地位を築ければ、この声を掻き消すことができるかも知れません。

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というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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