【2022シーズン選手別振り返り】【19】金子千尋

バファローズから自由契約で入団し、4年目。残念ながら来季のチームの構想から外れることになってしまいました。

元々はバファローズのエースとしてファイターズのライバルとして立ちはだかっていた金子が、力の衰えは見せつつある時期ではありましたが、縁が入って加入してくれたことは大きな感激でした。

しかし、移籍1年目は8勝をあげるものの、バファローズ専用先発のような起用でしたし、その翌年には本人の申し出を受けての中継ぎ転向、そして先発再転向の後は今季の１勝だけに終わってしまい。彼の実績を考えると、決して額面通りに働いてくれたとは言えないでしょう。

しかし、中継ぎ転向時の起用方法はただの便利屋のような起用方法でしたが、黙々と投げてくれましたし、今季もほぼファームでしたがイースタンリーグではチームトップクラスの投球回数を投げてくれました。

金子を慕っていた上沢や有原に技術を伝授してくれ、上沢はファイターズのエースにまで成長してくれたし、有原も最多勝を挙げるまでになりました。

数字だけでは測ることのできない、金子のファイターズへの貢献は高かったと思います。

プレイバック名場面

というわけで以上、ハムかつサンドでした。