球団から3選手の背番号の変更が発表されました。
松本が12→7,野村が24→5、玉井が54→19に変更になることが発表され、背番号一桁がスカスカだったのでどうなるかと思いましたが、ある程度想定できたメンバーがつけることになったのかなという印象です。
球団のHPを見ると、各背番号の変遷の確認ができるので、振り返りつつ球団側の想いを自分なりに探って行きたいと思います。
背番号 12 → 7
まずは松本の「7」ですが、これはファイターズの歴史を見ると、外野手が長く着けていた番号、そんなイメージです。
松本は入団当時から「12」をつけてきましたが、あまり野手っぽい番号でなく「?」でしたが、ようやく外野手のレギュラーらしい番号をもらえることができたかなと思います。
外野手の番号と言ってもファイターズの「7」のイメージを強く残したのは糸井ではないでしょうか。
糸井の前の坪井、そして直近の西川と左の巧打者が揃っている印象ですが、東京時代だと外野手ではあるけれど、スラッガータイプの中島もいたりと、決して好打者揃いではなかったのですが、坪井の印象を糸井の大活躍でファイターズの背番号7はこんな選手だ、と言うイメージをファンに植え付けた印象です。
松本は右打者ですが典型的なアベレージバッターですから、今までのイメージを引き継いでくれる選手という意味合いだったと思われます。
高校の先輩でもある杉谷の「2」を受け継ぐストーリーもありだとは思うのですが、色々な面で濃すぎると思うのでこれでよかったと思いますし、「7」は1年間空白の番号でもあるのですんなり受けいられそうですね。
背番号 24→ 5
野村の「5」は野球のポジション番号通りサードの選手が多い印象です。
セギノール、井出、大田らサード以外で活躍した選手もいる番号ですが、全体的に見るとファイターズのレギュラーサードが代々継いできたようなそんなイメージで、球団からはサードのレギュラーとして期待しているところが窺われる変更だったと思います。
古くは古屋、小谷野、レアードがつけていた番号ですから野村にはぜひ彼らに負けない活躍を今後も期待していきたいと思いますが、個人的には野村の「24」が結構あっていたので少々寂しい思いもしています。
小谷野は個人的に「31」の印象がなぜか強かったりもしているのですが、数十年経って野村の背番号といえば「5」と思い浮かぶような活躍を期待したいです。
背番号 54 → 19
最後に玉井の「19」ですがこれはリリーフ投手が比較的多い番号ですね。
最近では増井の印象ですが、古くは初代中継ぎ王の島崎をはじめ、清水、林の左の中継ぎ、そして増井の後釜を期待されていたトンキンなどが着けていた番号です。
玉井は一軍で活躍してから久しいのでこのまま「54」のままかなと思っていたのですが、空き番になったところをすかさず変更してきた感じですかね。
あと、リリーフ陣で経験のある選手が本当に少なくなっていますし、玉井にはブルペンのリーダー的役割を担ってほしいという想いが感じられる変更だったと思います。
何はともあれ、早く新背番号が馴染むような活躍を来季も期待したいところです。
と言うわけで以上、ハムかつサンドでした。
コメント