【2023年度日程発表】ホームゲームすべてがエスコン開催、地方開催無くなる影響が心配

2023年度の公式戦の日程が発表されました。

セ・パ公式戦(NPB ホームページ)

2023年シーズン試合日程発表(北海道日本ハムファイターズ公式)

2023年度のファイターズの日程ですが、ホームゲームはすべてエスコンフィールドでの開催となり、札幌ドームはもちろん、毎年行われていた東京ドーム開催、道内地方球場の開催も来季はゼロになりました。

今季の地方開催では静岡もありましたが、静岡と東京ドームは北海道の地に根付くコンセプトで運営していたチームとしては、不思議な開催場所でもありました。

最も東京ドームは前本拠地ですが、今季は4月の3試合と粛宗したものの、コロナで日程変更になった2020年以外は必ず行われており、最大8試合行われたシーズンもありました。

移転当初はともかく、いつまで東京で主催ゲームを続けるのか、移転前のファンがいるにしろ、20年近く続ける必要はあったのかなと思います。

首都圏ならビジターですが千葉、埼玉もあるし、交流戦ではセリーグ3球団のいずれかの試合が組み込まれるはずですから、東京ドーム主催を無くしても首都圏のファイターズファンの減少にはそれほど影響がないはず。

住んでいる場所によって行きづらいところもありますが、行けない距離ではありません。

一方、道内地方球場の開催を無くしてしまったのはちょっと心配ですね。

旭川、帯広、釧路、そして以前まで開催されていた函館からでは今年までの札幌ドームはもちろん、来季からの本拠地へは休日なら泊まりがけならば行くことができますが、仕事帰りの平日はとても通えるものではありません。

そのような地元ファンのためにも、球団としては収益面で不足するところはあるのですが、縮小してもいいからなんとかして地方開催は残して欲しかったところです。

北海道全域をホームタウンとしていることで道内の地方開催を数多く組んでいたわけは、札幌圏の顧客だけでなく、札幌圏外の顧客の取り入れを狙っていたからではないか。

179市町村応援大使の企画も行なっているのも、地方ファンの取り入れが目的だと思いますが、近隣の球場でファイターズの試合が見ることができなくなるのでは、地元密着の運営も崩れてしまう気がします。

新規開業だから特別、と言うことならまだしも、地方の切り捨てに繋がらないか、そうなると地方のファン離れが進まないか、その点が心配です。

と言うことで以上、ハムかつサンドでした。

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