本日、今年度のゴールデングラブ賞の発表がありました。
今年度の投票結果について
受賞者はリンク先などで確認していただくことで、ファイターズ勢としては2年連続の受賞者ナシとなってしまいました。
とは書きましたが、正直、この結果は予想通りで受賞者がもしいたら、心臓が止まるくらいびっくりするという感じで捉えていたので順調な結果と受け止めています。
最も今年初めて一軍戦力になった選手ばかりの陣容ですから、これでタイトル取れる選手取れたりするほど、NPBの守備のレベルは甘くないですよね。
しかし、各ポジションの次点にも入っていないのは、寂しい話ではありますけどね・・・。
ここでファイターズの選手がどれだけ得票を集めることができたか、見ていきたいと思います。(投手は多すぎるのでここでは割愛致します)
- 一塁手 清宮幸太郎 3票
- 三塁手 野村祐希 1票
- 遊撃手 上川畑大悟 7票
- 外野手 松本 剛 25票
- 外野手 万波中正 17票
- 外野手 近藤健介 6票
- 外野手 今川優馬 1票
3ポジションある外野部門では二桁得票があるんですが、他のポジションは一桁得票というのが寂しいですね。
個人的に受賞はないと思っていたのですが、上川畑がどれだけ票を集めるか注目していたのですが、この得票数は少々残念ですね。
投票方法についての所見
最近、批判の対象になるG.G賞ですが、記者投票の無記名投票を続けては今までと変わることはないでしょうね。
記者と一括りに言っても、担当チームも違うし、記者の方って、仕事によっては試合をじっくりと見ていられない場合もありそうですし、判断基準が案外バラバラのような気もしますし、その人自身が正しい基準で判断して投票しているか?と考えると微妙な線かもしれないですね。
ちなみに、JRAの年度代表馬の投票は記名投票にしており、得票内容もHPで閲覧することができるようにしていますし、それくらいのことはやってもいいのかなと思います。
ちなみにJRAの場合は投票内容を非公表にすることもできますし、G.G賞も同様に取り入れれば、記者側からすれば公表されるプレッシャーから少しは解放されるのでいいのかなと思います。
最も、不思議な投票をすれば、非公表にしてもなんとなくわかってしまうんですけどね。(JRAの場合、非公表を選択しているのはごくわずかな方のみです)
あと、サイバーメトリクスの数値からそのまま選出すべき、という意見もあるようですが個人的には反対です。
守備の数値として有名なものとしてはUZRという評価がありますが、選手によってはシーズンごとにばらつきが大きく、真の実力を判断する上での適正サンプルは3年ほどとされているようです。(日本スポーツ社・2022プロ野球選手名鑑より引用)
守備指標はまだまだ改善余地があり、というのがアナリストの間でも共通認識のようですから、守備指標に頼って守備力を判断するというのも難しいかと思います。
機械的なものではなく、人の目で見て守備が上手い!と思う選手を表彰するのがG.G賞の意義と思いますので、人間の意思で受賞者を決めるというのは廃止しないで欲しいものです。
来年もブーイングは出るんだろうなあと思うことと、誰もが納得できる守備の評価は永遠の課題だなと感じる、毎年のこの時期です。
というわけで、以上ハムかつサンドでした。
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