【2022シーズン選手別振り返り】【10】清水優心

2022年度成績

打率.194  30 試合 2得点 62打数 12安打 1二塁打 0三塁打 0本塁打. 3打点 15三振. 1四死球 0盗塁OPS.428

監督が変わると起用される選手も変わる。

今季の清水はまさに悪い意味でその立場を体現することになってしまいました。

出場試合数も30と激減、開幕こそ一軍ベンチ入りしましたが、その後抹消され、7月中旬まで再昇格することはありませんでした。

前政権ではそれでも第一捕手の扱いでしたが、BIGBOSSへ交替した後はそのポジションもあっさり宇佐見に譲る形になり、2番手以降の争いも古川あたりのとの競争になるも、分が悪いまま今季終了という形になりました。

元々強肩強打の捕手として入団してきた清水でしたが、一軍で積極的に起用された2018年は7HRを打ち、久々の長打が期待できる捕手の登場か!?と期待しましたが、年を重ねるにつれ、打撃での期待度が薄れてきました。

これで守備力の上昇があればよかったのですが、送球難が発生し、今季は一時ほどではなかったのですが、それでも安心してみられるといったレベルからは程遠いのが現状です。

清水は何が武器なのか?今の清水にはウリになる武器が見ている側からすると見出せないというのが素直な印象になります。

捕手として生きるならスローイングの課題は克服してもらわないといけないし、時折見られる捕手としての判断力の拙さも解消していかなければいけません。

本来ならば、清水が第一捕手の座を盤石にするチャンスは今までもたくさんあったのですが、その時に課題を克服するばかりか、試合出場数だけをいたずらに重ねて、ここまで来てしまったのかなと感じます。

清水が起用された頃には大野、市川がチームを去り、鶴岡がファイターズに復帰したものの、ほぼコーチという役割で、模範として見習う先輩はいなかったのも清水にとっては不幸だったかも知れません。

とはいっても、年齢的にはまだまだ巻き返しはできるはずなので、来季の清水の逆襲を期待したいところです。

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というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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