正直、このタイミングで、このニュースは驚きを隠せませんでした。
【日本ハム】杉谷拳士が現役引退 球界で愛された人気者、14年間の現役生活にピリオド(日刊スポーツ)
日本ハム杉谷拳士内野手(31)が、今季限りで現役を引退することが28日、分かった。今季は51試合に出場し、2季連続で打率1割台と低迷。14年間の現役生活にピリオドを打つことを決断した。すでに球団に申し入れ、了承を得た。
(以下略)
日刊スポーツ
先日の戦力外予想で名前を出していたので、今季限りの退団という流れは、近年の成績を見ると、さして驚きはないのですが、しかし、ある程度の功労者はシーズン中に引退発表があり、引退試合という流れが一般的ですし、杉谷には今季その流れがなかったので、引退の意思があることは考えづらかったです。
戦力外通告でも杉谷の名前がありませんでしたし、当然来季もファイターズでプレーすると思っていました。(トレードで移籍の可能性は考えていましたが)
なぜ、このタイミング?ということでファンが困惑するのも無理はなく、考えられる理由としては、公式戦終了後に本人からの申し入れがあり、このタイミングだったと思いますので、球団側から戦力外などの通告がなく、あくまで本人の意思で決定したことだと思います。
球界のエンターテイナーとして、個人的には球界のいじられ役という印象の杉谷ですが、本職(?)の野球での成績はレギュラーポジションを掴むことができず、スーパーサブとしてのスキルは高いのですが、そのスキルを活かし切ることができず、ここまできてしまった印象です。
シーズンオフはバラエティ番組の出演を自粛しましたが、シーズン前から今季を野球生命の勝負の年と見ていたのでしょう。しかし、今季もブレイクすることができず、大きな決断をすることに至ったのでしょうか。
ウインターリーグにも単独で参加したり杉谷自身もなんとかして現状打破を図ろうとしていたのですが、当時の首脳陣の杉谷=スーパーサブの固定概念を突き破ることができなかったのが痛く、少ないながらもレギュラーのチャンスがありましたが、そこでモノにできなかったのが、痛かったです。
個人的には杉谷のルーキーイヤー、鎌ヶ谷でレフトを守っていた杉谷の声が大きく響き、次世代のムードメーカーだなあと思って見ていたのですが、14年経ってその通り、いやそれ以上になってくれた印象ですが、プレイヤーとしては2年目でイースタン最多安打を記録し将来有望と見ていたのですが、もっとやれそうな気がしていたので、そこは残念です。
今後はどのような方向に進むのかは、これを書いている時点ではわかりませんが、自分のやりたいことを思いっきりやってほしいと思います。
(2022.10.28加筆)
起業、独立を目指していくそうですね。厳しい道のりがあるかも知れませんが頑張ってほしいものです。
14年間の現役生活、お疲れ様でした。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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