これを書いておいる時は球団HPにニュースが掲載されていませんが、3コーチが退団の方向になったこと、そして3選手の戦力外通告が球団より発表されました。
第二次戦力外通告
まずは戦力外通告の話から
- 柿木 蓮 投手
- 上野 響平 内野手
- 長谷川 凌汰 投手
ちなみに第一次はこちらで確認できます。↓
スポニチの記事によれば、柿木、上野は育成再契約を結ぶ予定ということもあるようですが、長谷川は退団の運びになりそうです。
柿木は二軍の成績がイマイチでしたが、一軍昇格した時のピッチングはインパクトが強く、これからとも思っていたのですが、その後、ファームの成績はパッとしない状況でしたし、上野は守備には見所があるのですが、打撃の非力さはやはり時間がかかるだろうなあと感じていました。
二人とも来季、一軍の戦力としては期待できないので、支配下登録の椅子を空けるための戦力外通告かと思いますが、このまま残るか、それとも新たにチャンスを求めるのかどうかはわかりませんが、まだまだ諦めないで頑張ってほしいところです。
長谷川は昨季、支配下を勝ち取り、開幕当初は勝ちパターンに抜擢されましたが、定着できず、その後成績を上げることができず、戦力外通告となってしまいました。
上野は3年目ということで2019年ドラフト組の失敗が今回も影響したかという印象ですし、ファイターズの育成ドラフト指名選手が誰しも一軍の戦力になっていないのも考えるところかと思います。
今年も育成ドラフトで4名を指名しましたが、果たしてその眼が正しいのか、気にはなってしまうような戦力外通告の内容ですね。
コーチ退団
今回、退団が発表されたコーチは以下の通りです。
- 金子 誠 野手総合コーチ兼打撃コーチ
- 武田 勝 二軍投手コーチ
- 上田 佳範 ファーム外野守備走塁コーチ
もともと、新庄監督がコーチもトライアウトと言っていただけに、コーチ退団の可能性は考えられていたので驚きはないのですが、主要ポジションのコーチが退団ということになりました。
金子コーチが8年間、武田コーチが3年間、上田コーチが2年間勤めてくれましたが、今までありがとうございました。
近年の不振の責任をとって、ということですが前政権から現職に就いているわけですから、なぜ前監督が退任した時に一緒に辞めなかったの?という気持ちもありまして、最も新庄監督誕生までの流れがかなりドタバタしていたので、新庄監督が希望した人材が集められなかったのでそのまま残留したのかなと今になってそう感じます。
武田コーチに至ってはシーズン途中で一軍→二軍へ変更となっており、明らかに普通の人事異動とは思えませんでしたので、こうなるのはなんとなく想像はついていました。
金子コーチも栗山体制が長かったのですから、突拍子もない采配の新庄野球とは相容れないものがあったのかも知れません。
上田コーチは前チームでもベースコーチャーの判断に?なところがあることを聞いていたのですが、ファイターズでも不安は解消されないままでした。
今回の人事は新庄体制にそぐわないコーチをカットしたようなものと考えていまして、これで新庄体制が強固になる人材を集めるようになるかと思いますが、先日のドラフトといい、来季は、監督の言い訳ができない体制になったということになったと思います。
ということで以上、ハムかつサンドでした。
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