覚悟はしていたけど、実際に報道されると複雑ですね・・。
【日本ハム】金子千尋が来季構想外に 今後は現役続行希望の意思を尊重し後押し(スポーツ報知)
日本ハム・金子千尋投手(38)が来季の構想から外れたことが15日、分かった。球団は人間性なども含めて高く評価している中、慎重に協議を重ねた上で決断した模様。現役続行を強く希望する本人の意思を尊重し、球団側も今後は後押しをしていくことになりそうだ。
金子はトヨタ自動車から04年ドラフト自由枠でオリックスに入団。08年から4年連続2ケタ勝利を記録し、自己最多17勝を挙げた10年は最多勝を獲得した。14年にはMVP、沢村賞、最優秀防御率、2度目の最多勝、ベストナインと5冠に輝いた。
18年オフに日本ハムへ移籍。先発、救援どちらにも対応し、腕を振ってきた。19年4月18日・オリックス戦(ほっと神戸)で移籍後初勝利を飾った際には「日本ハムの一員になれて良かったと、心から思っている」と感謝を口にしていた。本人も球団への恩義を感じている。
チーム最年長だったプロ18年目の今季は5月11日・オリックス戦(札幌D)で通算130勝目となる2年ぶりの白星を挙げたが、3試合の登板で1勝2敗、防御率4・85。イースタンではチームトップの7勝を記録した。輝かしい実績、豊富な経験を持ちながらファームでも常に向上心を持って取り組み続ける姿は、後輩たちの模範でもあった。
スポーツ報知2022/10/16
数ヶ月前にもイースタンリーグで好成績を上げている金子が一向に昇格しないことについて一つの記事として挙げさせていただきました。
今回の報道を見るにあたり、一方的に契約終了を告げたというドライな対応をしたようではないですし、記事には明記されていませんが、球団に残り、コーチ就任あるいはフロント入りなどを提案されたのかと思います。
しかし、金子自身はまだまだ現役にこだわる気持ちが強いのでしょう。実際に手を挙げてくれる球団があるかどうかは厳しいところはありますが、本人が納得するまで現役にこだわるつもりなのでしょう。
今季は2年ぶりの勝利、イースタンでもさすがに格上という成績を上げてはきていますが、彼のここまでの輝かしい実績を考えると、このまま契約続行するわけにはいかないと判断する球団の考えも理解はできます。
金子の獲得がコストパフォーマンスに見合わなかったという声もありそうですが、上沢、有原など金子に技術を教わって、飛躍した選手もいますし、無形の財産を球団に残してくれた存在ではあったと思います。
次の決断が彼にいい結果をもたらしてくれるといいですね。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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