チーム別ごとにシーズンを振り返る企画の最終回は千葉ロッテマリーンズです。
マリーンズ各種スタッツ
- 得点 501 3位
- 失点 536 5位
- 打率 .231 4位
- 本塁打 97 5位
- 盗塁. 132 1位
- 失策. 70 3位
- 防御率3.39 4位
対戦成績
- 11勝14敗0分(ホーム5勝7敗、ビジター6勝7敗)
- 対戦打率 F .264 M.252
- 対戦防御率 F 3.71 M3.72
- 総得点 F 111 M 103
他のカードと比較すると、打率、防御率も数字が大きくなり打高投低の傾向が見られるカードでした。
このカードが唯一ファイターズが得失点差でプラスになっているのですが、なぜか3つの負け越し。
2点差いないのゲームをことごとく競り負けてしまったケースが多く、振り返るとファイターズの必勝パターンが本当に見つからないシーズンであったなあと感じてしまいます。
1、2番コンビに翻弄
このカードでの気になる点は、キープレイヤーを全くと言っていいほど抑えることができませんでした。
マリーンズの攻撃には両外国人が不振のため、荻野、高部の1、2番に仕事をさせないことが勝利への鍵となっていたのですが、この2人には嫌になるほど、打たれました。
荻野が.388 6盗塁、高部が.330 12盗塁と走られもしましたが、この2人の合計の盗塁数としてはファイターズ戦が一番多く、打者として抑えられず、まして走られまくっているのでは、外国人の長打がなくても得点力を抑えることはできませんでした。
後半ショートに定着し、下位打線を打つことが多かった茶谷にも.368、3番の中村も17打点と1、2番コンビがチャンスメーカーにもポイントゲッターにもなっていたわけですから、せめて足だけでもある程度封じることができたなら、少しは結果も違っていたのかも知れません。
ロッテの左腕は好物です
一方、打線の方は活発で特に清宮がこのカードを得意にしていました。
マリーンズ戦の成績が.291 7HRと他球団と比較しても圧倒的な好成績でしかも、苦手と言われている左腕からのHR4本が全てマリーンズ戦でした。
打った投手がロメロ、本前、佐藤とどちらかと言えば、技巧派タイプが並んでおり、清宮が苦手な速球派が少ないマリーンズだからこそ、これだけの好成績を上げていたと思われます。
反対にマリーンズ戦を除くと悲惨な成績になるので、清宮の課題は得点圏や左腕ではなく、マリーンズ戦以外でどこまで打てるかが、今後の飛躍のポイントになりそうです。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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