【2022年シーズン総括】対戦チーム別回顧④〜東北楽天ゴールデンイーグルス〜

対戦チームごとに振り返る、今回は首位独走も最終的にはBクラスになってしまった楽天イーグルスです。

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イーグルス各種スタッツ

  • 得点. 533. 2位
  • 失点. 522 4位
  • 打率 .243 3位
  • 本塁打101 3位
  • 盗塁. 97 2位
  • 失策. 49 1位
  • 防御率 3.47 6位

対戦成績

  • 9勝16敗0分(ホーム4勝9敗、ビジター5勝7敗)
  • 対戦打率 F .216 E.249
  • 対戦防御率 F 3.81 E2.65
  • 総得点 F 70 E 100

数字を見ると、完膚なきまでにやられてしまってますねえ。

チーム防御率はリーグワーストですが、対ファイターズになると防御率は2点台と、他のチームでは攻略できたイーグルス投手陣をファイターズが攻略できなかったというのが数字を見ても一目瞭然ですね。

対戦カード別の得失点差もこのカードがワーストで加藤が毎回好投している印象が強いですが、加藤以外の投手が先発の時は全く勝てなかったという、なかなか辛い現実を突きつけてくれました。

ファイターズ専用打者にやられる

イーグルスの対F戦の打率を見ると、捕手陣の打率が大変なことになっています。

太田.429(34-12). 炭谷 .317(41-13)

捕手はこの二人が中心なので、この二人合計の打率を計算すると、.362ですから下位打線に入ることが多い捕手陣がこの高打率では打線のつながりを切ることが難しくなります。

この二人はシーズン通算の打率は共に2割5分を大きく下回っているのですが、なぜファイターズバッテリーはここまでやられてしまっているのか。正直、捕手の能力の差、特にリードの面を感じずにはいられないデータではありますね。

あとマルモレホスにはファイターズだけこっぴどくやられました。

シーズン通算が.208と大苦戦していたマルモレホスですが、ファイターズ戦だけ.344。

宮西が3打数3安打と完全なカモになっていましたし、ファイターズファンは怖い外国人入ったなと思っていたら他ではさっぱりだったようです。

主力もそれなりに打たれて、なお彼らの伏兵にやられまくりでは厳しいですね。

左を殺せなかった左腕

このブログでも散々書いてきましたがイーグルスは左偏重打線です。

そうなると左腕がどれだけ抑えられるかというのが対イーグルス戦のキーポイントになりますが、ことごとくやられてしまっています

加藤1.38 上原5.87 宮西15.19 河野6.43 堀1.50

楽天キラーの加藤、堀は抑えてはいますが、他の投手はかなり数値の大きい防御率になってしまい、リリーフの左が機能していなかったことが窺われるデータになっています。

左打線に通用しない左投手、伏兵に痛打される投手陣、対イーグルスに対して対策することは山ほどありそうです。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

参考資料:nf3-Baseball Data House

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