対戦チームごとに振り返るシーズン総括、今回は打高投低のイメージをガラリと変えた埼玉西武ライオンズです。
ライオンズ各種スタッツ
- 得点 464 5位
- 失点 448 1位
- 打率 . 229 6位
- 本塁打 118 1位
- 盗塁. 60 6位
- 失策. 86 5位タイ
- 防御率2.75 1位
対戦成績
- 11勝13敗1分(ホーム6勝6敗1分、ビジター5勝7敗)
- 対戦打率 F .215 L.220
- 対戦防御率 F 2.95 L2.16
- 総得点 F 60 L 77
ファイターズが対戦防御率で唯一2点台なのがライオンズですが、一方ライオンズ側から見た対戦防御率で一番いいのがファイターズというように、兎にも角にも投手優位の戦いになりました。
両チーム共にこのカードでの二桁得点はなし、というように投手戦が多い印象もありカードでした。
山川を一番抑えたチーム
貧打に泣いたライオンズで最大の得点源は二冠王の山川ですが、一番成績を上げることができなかったのがファイターズ戦でした。
唯一の1割台がファイターズでHRも最低の5HR,それでも5本打たれているんだという気もするんですが、実は一番最後に撃たれたのが5/8の試合と残り5ヶ月は完全に抑えていました。
被本塁打の内訳が5/8の杉浦が二発、札幌D開幕戦での上沢の二発と序盤の試合にまとめてやられた印象です。
最大の得点源を抑えることができたファイターズですが、なぜ勝ち越しできなかったのか、考えていきましょう。
こちらも打てなかった
山川を抑えることができたファイターズでしたが、打線の方は相手打線とお付き合いするかのように貧打でした。
特に対戦チーム別のHRでは5球団中最低で8本と散々たる結果でした。
チーム最多が近藤、宇佐見の2本で清宮、万波のロマン砲が本塁打0に終わり、中でもチーム二冠王の清宮は打点も1のみ。
数少ない得点源が全く機能していないとならば、やはり点を取ることが難しく、対ライオンズ戦に関しては純粋な投手力勝負になって、力が落ちるファイターズにやや分が悪いという結果になりました。
今年でチームカラーがガラリと変わったチームなので、対応も難しかった側面もありそうですが、来季はなんとかしていきたいところですし、強力のライオンズ投手陣から点を取れるようになると、攻撃力も確実に上がってくるはずですから、やはり攻撃力強化はオフの重要課題になりますね。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
コメント