【ドラフト】現在のファイターズに適した指名は?2022年ドラフト戦略考察

いよいよドラフト会議も目前、この記事をupしているときは約10日前になりますが、その時点でのドラフト戦略を考察していきたいと思います。

ちなみに前回までの記事はこちらです。↓

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年齢分布で足りないポジションを再確認

このブログを読んでくださっている方には毎度おなじみになっている年齢構成表から確認していきましょう。

なお、今回は第一次戦力外通告を受けた内容になっています。

戦力外通告を受けた選手の中で育成再契約されるケースもありえるのですが、現在は再契約はできない時期なので退団想定で話を進めていきます。

前回からも指摘させていただいるように22歳以下の捕手、外野手が手薄な旨を指摘してきましたが、今回の外野手2名のリリースで外野手の頭数が少なくなってきました。

さらに近藤がFAでドラフト前に行使するかどうかは不明ですので、もし行使する場合はさらに外野手が減ってしまいます。

中島がシーズン終盤で外野手で積極的に起用されていましたので、来季は外野メインで考えているのか、あと古川、郡、田宮など捕手陣で外野を守った選手もいるので、彼らの中で外野をメインとして計算していることも考えられますが、どちらにしても外野手の補充がないと一軍どころかファームの運営にも響いてきます。

そうなると外野手に関しては高卒にあたる外野手の補充が必要なのは変わりませんが、大卒・社会人の外野手も1名は補充しないといけない状況かなと思います。

単純に現在の戦力の不足面から考える

ドラフトといえば来季の即戦力としての期待をしたくなりますが、なかなか実際には即戦力にはならないのが現実ですが、例え来季でなくても、近い将来の戦力として期待できる選手は獲得しておきたいところです。

現在のファイターズは正直、どこも足りないのが悲しい現実ですが、ドラフトで補えるのは当然限りがありますので、特に足りないポジションをドラフトで補っていきたいところです。

ここでは今季、主に出場した選手の成績を見て、今ファイターズに足りないパーツを探っていきたいと思います。

まずは投手から。

先発投手は今季15先発以上登板した投手は、上沢、加藤、伊藤といずれも規定投球回達成で防御率も3点台前半までにおさまっているので、ここは強力で4番手以降が課題になるのですが根本、鈴木らの成長もあるし、ポンセが1年稼働してくれれば解消してくれる雰囲気はあります。

→よって先発タイプの補充の緊急性はなし、と判断します

リリーフは今季40試合以上登板している投手が北山、玉井、吉田、堀の4人ですが一番防御率がいいのが玉井の3.35と散々たる内容で、役割の明確化ができないままシーズンが終わったので、来季成績を上げるのには、リリーフ陣の整備が最重要課題であることは間違いないでしょう。

まして、外国人投手の補強を期待したいところですが、すでに2人残留決定でガントはおそらく故障の回復具合を見定めて、契約の判断をすると思われるので、補充があっても1名程度となると、やはりドラフトでの補強は必要

リリーフの指名では最重要課題と考えます。

続いては野手

今季70試合以上スタメンで出場し、OPS(出塁率+長打率)が.700以上の選手を確認すると、近藤、松本、清宮、野村、上川畑の5人で彼らは実質レギュラーと見ていい選手です。

他で70試合以上スタメンの選手が今川、万波、アルカンタラ、石井の4名。

捕手では宇佐見が最高で67試合、OPSも7割に達していないのですが他の球団の選手と比較すると高い部類に入るのでレギュラーに近い選手の位置付けで考えていきます。

そうなるとポジションで弱い場所はセカンドと外野の一つ、近藤のFA次第では二つ薄いボジションができる可能性もあります。

しかし、今川、万波は実質一軍一年目ですし、伸びしろに期待するという考えもあります。

内野はセカンドが薄いのですが石井、谷内が控えているので現状は回るのですがそれ以上を求めるかどうか、アルカンタラの本職がここですので来季のためにセカンドの即戦力を取るのは難しいですし、昨季で水野、上川畑で即戦力2名を取っているので、今回は見送りでいいかなと思います。

従って、外野手の即戦力は取れれば取っておきたいが、内野、捕手は不要という結論にします。

結論

長くはなりましたが、最後に今回のファイターズでどのカテゴリの選手を取ればいいかまとめていきたいと思います。

  • まず22歳以下の捕手、外野手の頭数が不安だが他はある程度まかなえている
  • 即補強で必要なのはリリーフタイプの投手で先発投手の補強の緊急性は高くない
  • 近藤FA対策、外野の最低一枚が弱いこと、外野の頭数も少ないので即戦力の外野手は必要
  • 即戦力のセカンドは補充はありだが、実際には指名はない可能性が高そう

このまとめから考えると、指名すべきカテゴリは以下の通りです。(番号は指名必要度で指名順でありません)

  1. 高卒捕手(現状も決して高くないのでいい選手を獲得しておきたい!)
  2. 大卒・社会人リリーフ適性が高い投手(ウェーバー順が今回1番目なので2位でもOK!)
  3. 大卒・社会人外野手(頭数確保のために獲得必要)
  4. 高卒外野手(22歳以下が少ないが若手が一軍にいるので緊急性は捕手よりは下)
  5. 大卒・社会人セカンドタイプ
  6. 高卒ショート(上野より下の世代が薄いので今のうちに押さえておくのもアリ)

今回は各カテゴリ1名ずつは押さえておきたところです。

具体的な名前を挙げるほど、選手の見極めができる方ではないので書きませんが、このようなカテゴリの選手で少しでもいい選手を指名できればと思っています。

個人的には一番楽しみなイベントですので、期待と不安を楽しみながら当日まで楽しんで行けたらと思います。

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というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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