【2022年シーズン総括】対戦チーム別回顧②〜福岡ソフトバンクホークス〜

対戦カード別に振り返る、2位ながらも首位と同率のホークスです。

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ホークス各種スタッツ

  • 得点 555 1位
  • 失点 471 3位
  • 打率 .255 1位
  • 本塁打 108 2位
  • 盗塁. 86 4位
  • 失策 59 2位
  • 防御率 3.07 3位

対戦成績

  • 11勝13敗1分(ホーム7勝5敗1分、ビジター4勝18敗)
  • 対戦打率 F .213 H.244
  • 対戦防御率 F 3.73 H3.19
  • 総得点 F 80 H 106

対戦成績の数字を比較すると打率、防御率などホークスが圧倒的ですが、対戦成績はなぜか五分に近い成績です。

2点差以内のゲームがファイターズの7勝2敗と大きく勝ち越していることが大きいのですが、このカードは8月まではファイターズが3タテ×2回を食らわすなど、対戦成績も唯一勝ち越ししていた相手でしたが。終盤はポンセのノーヒッターの試合以外は敗戦で結局負け越しになってしまいました。

8月19日以降は1勝6敗、なぜ流れが変わってしまったのか、見ていきたいと思います。

本塁打にみる失速理由

まずはこのカードで特徴的な数字を見ていきます。

ファイターズ vsホークス 本塁打26本

ホークス vsファイターズ 本塁打22本

対戦相手別で見るとファイターズはホークス戦が一番本塁打を打っているカードで、反対にホークスはファイターズ戦が一番、被本塁打が多いカードになります。

一方、8月19日以前、以降のこのカードの本塁打数を見ていきます。

ファイターズ 25本→ 1本

ホークス 14本→ 8本

8月19日以前の18試合で25vs14だったものが、8月19日以降の7試合で1vs8と明らかに流れが変わってきています。

11勝のうち9勝が先発投手に勝利がついているように、先発次第で勝負になっていたのが、終盤に向けて一発攻勢で投手陣が崩されてしまったことがまず一つの原因ですが、さらに一番大きな理由として考えるのが、一発攻勢というホークスに有効な武器だった攻撃が封じられてしまったことでした

対ホークス戦でのHRベスト3はアルカンタラ、万波、清宮ですがこの三人が終盤揃って調子を落としてしまったこともホークス戦で勝てなくなってしまった一つの要因かも知れません。

一発頼みの攻撃だと、やはり打者の調子に大きく左右されるので、違う攻撃方法も構築しておきたいところです。

ロースコアゲームではめっぽう強い?

次は相手を2失点以内に抑えた時の勝敗を見ていきます。

  • ファイターズ 9勝0敗
  • ホークス 9勝4敗

ホークスを2失点以下に抑えることができた試合は必ず勝てる!どこかのプロ野球の応援放送のようなネタで、どんなチームでもそりゃそうやろ!と言いたくなりそうなデータですが、ホークスも勝ち越しはしていますが、4敗もしています。

しかもホークスは最後の7試合が全て2失点以内に抑えているのですが、一方的な試合ばかりで、ファイターズが戦意喪失していたような試合もかなり多かった時期なので、実際にはそこまで勝率が良くないのかも知れません。

点の入らない試合の方がファイターズがホークス相手には戦いやすいと感じているのでしょう。ロースコアになると変幻自在?の采配に右往左往されて、ホークスがリズムを崩し、いつもの堅調な試合運びができなくなってしまっているのかも知れません。

ホークス相手には奇策が効果あったのかも知れません。

ということで以上、ハムかつサンドでした。

参考資料:nf3-Baseball Data House

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