全体のシーズン総括を行いましたが、今回からは対戦チームごとの総括をしていきたいと思います。
バファローズ 各種スタッツ
- 得点 490 4位
- 失点 458 2位
- 打率 . 246 2位
- 本塁打 89 6位
- 盗塁. 62 5位
- 失策 75 4位
- 防御率2.84 2位
優勝チームですが、特徴するスタッツとは言えないのが今年のバファローズの特徴。
強いて言えば、投手力の高さで勝ち切ったチームと言えるかも知れません。
対戦成績
- 9勝15敗1分(ホーム6勝5敗1分、ビジター3勝10敗)
- 対戦打率 F .244 Bs.255
- 対戦防御率 F 3.11 Bs2.73
- 総得点 F 73 Bs 82
対戦成績の割には得点差が少ない印象ですが、打率、防御率ともにバファローズが優勢とチーム力の割にはバファローズが力で押し切れる試合をしておらず、しかしそれでも対戦成績で圧倒しているというのは、試合運びが一枚も二枚も上だった、と捉えるべきでしょうか。
他チームとの失点を比較してもVSバファローズの失点は少ない方なので、投手が踏ん張ってロースコアゲームに持ち込んではいるものの、むしろロースコアでの戦い方は投手力が武器のバファローズの方が上手だったということが結果に出ていると思われますね。
京セラドームでの試合が特に相性が悪く、防御率がホームと比較しても雲泥の差。投手の踏ん張り具合が勝敗に影響したカードだったのかも知れませんね。
対勝利数、セーブに接戦負けの数値の証明
カードでの得失点差がわずか−9なのに6つの負け越し、接戦でファイターズがことごとく落としてきたということですね。
それを証明するデータがあるので見ていきたいと思います。
- バファローズ vsファイターズ戦 セーブ数11
- バファローズ vsファイターズ戦 先発投手勝利 7
15勝のうち、セーブが3分の2以上の11、一方先発勝利が半数以下の7ということで、終盤の勝負で競り負けているというデータになっています。
ファイターズもバファローズほどではないのですが、このカードではリリーフ陣も破綻はしておらず、先発はそれなりと投手陣が打線を抑えきれなかったわけではないようです。
そうなると、ある一人の存在がこのカードの対戦成績を大きく左右した可能性があります。
8回も先発した男
バファローズの対ファイターズ戦のセーブ数が多いことを書いてきましたが、逆に言えば、終盤にリードされたケースが多かったとも取れます。
そうなるとバファローズの先発が打てなかったということになるのですが、バファローズに8回もファイターズ戦で先発してきた投手がいます。
山岡が8試合登板、バファローズと試合がある時にいつも山岡とやっていないかと感じている方も多いと思いますが、その感覚は間違っていなかったようです(笑)
対戦成績をみると対ファイターズ3勝2敗と書くとそれほど驚異的に感じませんが、実は勝敗は山岡につかなかった試合の勝敗を確認すると5勝2敗1分となり、山岡の投げた試合で勝てなかったことが響いている結果です。(対戦防御率は1.51)
1イニングに何人ランナーを出した数値を表すWHIPでは1.01と1イニングで一人出すのがやっとという数値ですから、これでは勝てないですね。
来季は対山岡対策がバファローズ対策の重要課題になっていきそうです。
ということで以上、ハムかつサンドでした。
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