【札幌ドームラスト記念】私的札幌ドームでのファイターズベストゲーム3選

2022年9月28日でファイターズ主催の札幌ドームの試合がとりあえず終了しました。

今後、札幌ドームでの試合が実施される可能性もなきにしもあらずですが、キリのいいタイミングですので、個人的に札幌ドームでのベストゲームを3つほどに厳選して、その時感じたことなどをつらつらと書いていきたいと思います。

というわけでファイターズの試合限定ですので2002年のイングランドVSアルゼンチンは入りません。(←当たり前)

なお、順位はつけず、時系列順に書いていきます。

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2006年パ・リーグ プレーオフ第2戦〜2006年10月12日〜

ファイターズが移転後初めて、球団としても25年ぶりのリーグ制覇を決めた試合。

この試合を外すわけにはいきません。

この試合は稲葉のセカンド内野安打で二塁ランナーだったひちょりが一気に本塁生還して八木VS斉藤和巳の投手戦に終止符を打ち、サヨナラ勝ち。これでリーグ優勝となった試合でした。

当時のレギュレーションではペナントレースの勝率1位ではリーグ優勝とはならず、プレーオフを勝ち進んでいかないとリーグ優勝にならないルールでした。

優勝から縁遠い東京時代からのファンの立場だと、

中の人
中の人

プレーオフ勝ち進めなくても、リーグ戦1位だから、自分の中では優勝扱いにしよう

と考えていたりしたのですが、優勝決定した場面は号泣しましたね(←本当)

セカンドがとって二塁転送でセーフになった時は「これで満塁で新庄の打席か、やっぱり持っているなあ」と考えていたら、ひちょりが本塁に帰ってきていて、こちらも虚をつかれたせいもあり、涙腺緩みました。(汗)

その時の印象としては当時の若手が喜びを爆発させているのに対し、田中幸雄、金子誠ら東京時代からの主力選手がベンチで泣いていたのが今でも印象に残っています。

この年はシーズン序盤でも新庄引退発表から始まるストーリー、そしてシーズン大詰めでのエース金村の監督批判発言など、今振り返ってみてもドラマ性に非常に富んだ一年でした。

この時は次は25年後かと思っていたのですが(笑)、その後こんなに優勝することができるチームになるとは思わなかったですね。

2009年 C S第2ステージ第1戦〜2009年10月21日〜

これを挙げる方も多いでしょうねえ。ちょっとした自慢ですが、この試合は現地でした。

スレッジの逆転満塁サヨナラ満塁HRで劇的勝利となるわけですが、ここまでの背景を振り返ると、この勝利の重さがしっかり感じ取れると思いますので、できる限り振り返ってみます。

相手は野村監督が勇退を発表していた楽天イーグルス。終盤怒涛の追い上げで2位にまで上り詰め、CSファーストステージも快勝して、この舞台まで上がってきました。

野村監督の退任の際の経過で監督に同情的な声も多く、有終の美を飾らせたいという世間の流れもあり、どちらかというとファイターズは敵役に近い立場でした。

しかもエース・ダルビッシュが故障のため、CSは登板できずと、今思うとなかなか厳しい戦いでした。

試合も中盤に逆転を許し、反撃するも鉄平の2ランで突き放し、3点ビハインドで9回裏へ。

正直、これは楽天の勢いに飲み込まれて日本シリーズはいけなくなるのでは・・という心配もよぎりましたが、9回裏に相手のクローザーの福盛を攻め立て1点返した後、スレッジのグランドスラムが炸裂したという試合でした。

この瞬間、球場でシャウトしましたね(笑)。

本当に色々な面で苦しい試合でしたし、次の第2戦も終盤で1点リードで無死満塁の大ピンチで金森が抑え逃げ切ったりと、苦しいCSでしたが、結果は3勝1敗。最後に野村監督を両チームで胴上げするというフィナーレでした。

CSで敗者の引退選手を胴上げする風潮ができたのも、このシリーズがきっかけでしたね。

当時のブログはこちら↓(前進ブログです)

パ・リーグ公式戦 対埼玉西武ライオンズ18回戦〜2010年8月20日〜

これだけでどんな試合かピンとくる人はかなりのファイターズマニアかもしれません。書いている自分も日付などは調べました。(笑)

飯山のプロ初、唯一のHRを打った試合です。

この試合も自慢ですが(←黙れ)レフトスタンドで観戦していました。

この当時を知らないとただのマニアックな試合に捉えられてしまうかもしれませんが、FFFFFのベストゲームで2010年度堂々1位をとった試合でもあります。

現在コーチとして活躍されている飯山ですが、現役は守備職人としてファイターズを支えてくれた名脇役でした。

3点リードを許して迎えた、9回裏に飯山がシコースキーから起死回生の同点3ラン。

守備固めが主な働き場所だった飯山ですので打力は少々物足りない選手で正直、この場面でHR打つと信じていたという時とは正直僅かでしょう。

そういう僕も

中の人
中の人

ここでもしHRが出れば追いつくけど、飯山だしな・・・

それだけに大仕事をした時のインパクトは強烈に残っており、あの時のレフトスタンドの盛り上がり方は凄まじかったですね(あまりレフトスタンドに行かない人なので参考程度で)

試合は延長でサヨナラ勝ちするわけですが、それよりも9回の同点3ランの方が印象に残った、そんな試合でした。

当時のブログはこちら↓

というわけで私的ベストゲーム3選ということで、僕自身のファイターズの思い出を書いていったようなものですが、改めて振り返ってみると人それぞれの結果になると思うので、面白いと思います。

自分の場合、予想外のことが起きると、強く印象に残っているし、盤石の試合運びで快勝!といった試合はどんなに大舞台の試合であっても、結構忘れがちのところはあるかもしれません。(←老化の始まり)

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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