【9/25日本ハムvs楽天】高卒ルーキーお披露目も課題ははっきり

公約達成まであと一人、ガント・・・。

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イーグルス
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ファイターズ
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高卒ルーキー①〜達〜

この試合は高卒ルーキーの投手3人が一軍デビュー。

その先陣を切ったのがドラフト1位の達でした。

3回無失点と結果はしっかり数字的には出しているのですが、しかし被安打1ながら四球は3とコントロールには課題が見えた登板になりました。

球種的にはストレート以外ではフォークがほとんどでしたが、初回こそ低めにボールを集められてはいたのですが、2回以降からボールが高くなってきてはいました。

あと3回に出塁を許した小深田には、投手、捕手それぞれで牽制をしたのにも関わらず、2度スタートを試みられるところを見ると、もしかしたらセットポジションに何かしらの欠点があるのかもしれません。

それでもストレートのキレは見るべきものがありましたし、イーグルス打線にもしっかり捉えられた感じはなかったので楽しみな投手であることは間違い無いでしょう。

【プロ初登板】ドラ1新人・達孝太『“3回1安打無失点” 堂々デビュー』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

高卒ルーキー②〜畔柳〜

2番手は畔柳、この日の登板はストレート中心のピッチングでしたが150キロ超えを連発し、出力の高さを見せてくれました。

しかし、スピードはありましたが、イーグルス打線にはしっかりとバットにアジャストされており、そのストレートで相手を押し込むことができませんでした。

投球スタイルとしてはパワーピッチャーを目指しているようなので、細かい制球の乱れはあまり気にしてはいないのですが、プロの一軍で戦うには、仕方ないのですがストレートの球威をまだまだ伸ばしていかないといけない印象でした。

【最速152㌔】畔柳亨丞『高卒ルーキー 堂々1回無失点 』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

高卒ルーキー③〜松浦〜

3番手は左腕の松浦。

個人的には高校時代を含め、投げているところを見たことがなかったのですが、出力的には3人の中では一番かもしれないですね。

この日は150キロ越えを連発してましたし、さすが昨春のセンバツ前では注目されていた投手だなと思いました。

しかし、彼も課題もはっきりとしており、変化球でストライクが取れず、ストレートの制球も不安定とまずはコントロールからというところかと思います。

甘くなったストレートをしっかりと打たれ、外野の頭を越す長打が2本と、しっかり一軍の壁にぶち当たった印象です。

しかし、この日最後の打者、島内に対しては初球のカットでストライクを取れたことが幸いし、その後のストレートを詰まらせファールフライに討ち取ることができました。

変化球次第で通用する可能性があることを確認できたことが今日一番の収穫だったかもしれませんね。

まとめ

3人で5イニングを投げ2失点と、失礼ですがしっかり試合をつくってくれました。

しかし、3人揃って奪三振0という事実がこの3人の現在位置を表しており、今日ある程度失点しなかったのは、相手側にデータがないからこその優位性が働いていただけであることですし、三振ゼロということはボールそのものに威力がなかったからと言えてしまいます。

とは言っても高卒1年目で育成段階の3人ですから、今日の登板を活かして来季以降の飛躍に繋げてくれればと思います。

しかし、最近の高卒ルーキーは平気で150キロ越えてきますね。150キロ超える投手が稀の時代を知っているだけに時代の流れを感じてしまいます。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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