前回は退団予想でしたが、今回はドラフト編です。
はじめに
以前、甲子園開幕前に補強ポイント分析を行いましたが、今回は大学生、社会人も加味しての考察、そして1位候補と言われている選手の中でファイターズが指名した方がいい選手は誰がいいか?
そのような観点から考察をしていきたいと思います。
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それでは、1位候補と呼ばれている選手の中でどの選手がファイターズの今後の編成に合致するのか、考察してていきます。
1位指名候補のファイターズ指名に適している選手は?
1位候補と挙げられているのは以下の8名,編成に合致する選手かどうかの個人的評価も併記します。
ちなみに今回評価する8名の候補は以下の動画より参考にしています。
なお、評価は選手個人の能力の評価ではなく、僕自身が考える球団の今後の編成にマッチしている1位候補かどうかです。
- 矢澤 宏太(日体大・投手・外野手・左投左打)→○
- 浅野 翔吾(高松商・外野手・右投両打)→◎
- 曽谷 龍平(白鴎大・投手・左投左打)→△
- 内藤 鵬(日航石川・内野手・右投右打)→×
- 蛭間 拓哉(早大・外野手・左投左打)→○
- 松尾 汐恩(大阪桐蔭・捕手・右投右打)→◎
- 吉村 貢司郎(東芝・投手・右投右打)→△
- 荘司 康誠(立大・投手・右投右打)→△
理由について説明していきますが、まず毎度おなじみ(?)のファイターズの年齢分布表を見ていきます。
理由

投手は年齢の偏りが少なく、捕手が田宮の下の世代が不在、外野も22歳以下が手薄であることを確認できると思います。
現在の戦力を見ると、他球団と比較して強みになるものが正直ないのですが(苦笑)、一番深刻、かつ緊急性を要するのがリリーフ陣の手薄さです。
高卒で捕手、外野手の補充をしたい、そしてリリーフで即戦力になる投手を補強したい、今シーズンオフの編成上の課題になるのがこの2点になると考えます。
となりますと、◎をつけた浅野、松尾の両選手が本命ということになりますが、若手の不在の補充という面では松尾選手指名を当ブログではプッシュしていきたいと思います。
捕手と外野手の充実度を考えると、捕手は長年の課題になっている上にプロスペクトも不在となっており、できるだけ高卒捕手で将来有望の選手を獲得したいところ。
今季は1位候補の選手がいるのなら、ぜひ獲得しておきたい、というのが大きな理由です。
続いて○評価にしたのが、大卒外野手。(※二刀流の矢澤選手ですがBIGBOSSが野手評価のため、ここでは外野手として扱っています)
これはこの世代の外野手が比較的少ないということもあるので、即戦力期待、補充という面ではありですが、実際大卒野手が本当に即戦力で機能する確率は少ないので、できれば1位指名で大卒外野手は避けてほしいところです。
前の文で赤字でリリーフを即戦力と書いていながら、大卒、社会人投手は△評価にしているのは矛盾していると感じられると思いますが、これには理由があります。
今回のドラフトでは2巡目のウェーバーでは1番目の指名、つまり全体13番目の選手を指名権を持っていることになります。
この順番なら、ある程度即戦力でいい投手も残っている可能性が高いので、1位に高卒の捕手か外野手、2位指名に即戦力投手を指名するという戦略でも十分いい選手が取れるかと思います。
1位指名候補の即戦力系投手は先発期待のタイプも多いですし、それなら2位以下で補う形でもいいのかなと考えています。
最後に×評価にした内藤選手です。能力的には非常に魅力は感じるのですが、前年に有薗、阪口と同タイプの選手を獲得しているので、今回は指名はないかなと思っています。
というわけでドラフト1位候補選手のどの選手がファイターズの現状に適した選手か、書いてきました。
ドラフトも残り1ヶ月を切り、どんな選手が指名され、新球場の1期生として活躍しているか今からでも非常にワクワクします。
そんなドラフトを楽しみたい、楽しむためにはドラフト候補選手を事前に知っておきたい!という方にはこちらをオススメします。
毎年、各球団の補強ポイントの提案記事、ドラフト候補選手のインタビューなどもありますので、興味がありましたら、ぜひ手に取ってみるもいいかもしれません。
ドラフト直前には本番当日の指名提案のような記事も書いていきたいと思いますので、上で紹介した野球太郎をよく読んで勉強しておきます(笑)
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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