【9/13日本ハムvsロッテ】大勝も防げるミスは防ぎたい

Bクラス確定を今朝になって知ったけど、何も驚きがないのが現状だったりする。

123456789R
ファイターズ
0
0
0
4
4
0
0
0
3
11
マリーンズ
1
1
0
0
0
0
1
0
0
3
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技巧派攻略と効果的な清宮の1発

中盤、石川を見事攻略しての大勝。

打線がここまでつながったのは久しぶりですが、昨日のストレートに力がある鈴木と違い、技巧派の石川ですから、ファイターズ打線としては相性がいいとは思っていたのですが、見事な集中打でした。

4回は石井、近藤、松本の3連打で1点を返した後、清水のセーフティスクイズで同点、そして清宮の約1ヶ月ぶりのHRで勝ち越しに成功します。

石川の投球も偏りがあり、左打者にはアウトコース、右打者にはインコース一辺倒で、打者が狙い球を絞りやすかったのが、この2回り以降の連打でした。

近藤、松本が絡まないと点につながるイメージが持てない最近のファイターズ打線でしたが、ここで長打を絡ますことができると、大量得点に繋がりますね。

松本は4打席打席に立っての3安打と首位打者獲りに着実に打席数と安打を重ねることができましたし、清宮は続く打席でもダメ押しの3ランと大爆発。

松本は足の具合が走塁を見ても、やはり気になりますし、早く規定打席到達して欲しいですが、足の状態を見て、うまく起用して欲しいところですね。

【打率.350】松本剛『3安打猛打賞で打率再浮上』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

清宮は本当に久々のHRになりましたが、先週のバファローズ戦の3ベースからスイングが軽く振れているように感じていましたので、そろそろ出る頃かなと思いましたが、想像以上にかかってしまいました(笑)

【2発5打点】清宮幸太郎『ついに覚醒!2打席連続ホームラン』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

続くVS益田の打席では甘いストレートを見逃したりとまだまだですね。

清宮はボールに反応して打つというタイプではないような気もしてきましたので、そろそろ本気で配球を勉強したほうがいいのかなと思います。

配球読みができれば、投手に合わせてスイングするという形から、あくまで自分の待っているボールをしっかり振るという意識づけができそうなので、清宮には合っていると思うのですが、どうでしょうかね。

絶望的ピッチングからゲームメイクした上沢

序盤は正直、大敗ムードすら感じていたような試合展開でしたが、中盤から一変してファイターズペースになったのですが、そのムードを変えてくれたのが上沢のピッチングでした。

2回までで50球を要する苦しいピッチングで、最後のボールが決められない、ストレートに偏り過ぎたせいなのか、力み気味で制球を乱すといった、見ている方からすると、ちょっと絶望感すら感じるピッチング内容でした。

しかし、3回からは変化球を多く混ぜたのが功を奏したのか、いつもの上沢のテンポのいいピッチングに戻り、それが中盤の逆転劇につながったのでしょう。

終わってみれば7回3失点とまずまずの内容でまとめるところが、さすがエースです。

今季の上沢は立ち上がりが本当に不安定な試合が多いのですが、それでもなんだかんだで試合を作ってくれますので、こういうところがエースたる所以なんでしょうね。

清水の判断ミスで松川に初盗塁を献上

大勝でも反省すべき箇所はあります。

2回の清水の送球ミス、これはいただけないプレーでした。

2塁ランナーの松川が飛び出して、清水が二塁に投げるも、松川を三塁へ進塁させた場面です。

【実は“瞬足”説!?】松川虎生『プロ初盗塁がまさかの“三盗”』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

動きを見ていると、2塁ランナーが飛び出したから、反射的にセカンドに送球しているような印象を感じます。

ランナーとしては必ず二塁に帰塁しなければいけないような事はもちろんなく、危険を承知で今回のように三塁を狙う場面は当然あります。

キャッチャーとしては、投げる前にランナーの動きを必ず見なければいけません。

今回のようにすぐ送球すれば、送球されなかった方へランナーが走ればセーフになる可能性は極めて高くなりますので、投げる前にまずランナーの目線をしっかり合わせてから、投げるべきところへ投げれば確実にアウトにできた場面でした。

その後中村のタイムリーで失点しているわけですから、本当に勿体無いプレーで、来季、上を目指すのであればやってはいけないミスでした。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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