終盤戦は行き着く間もない好ゲームでしたね。(あえて前半戦は触れないスタイル)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
バファローズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ファイターズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | x | 3 |
反撃のきっかけはリリーフ陣の好投
両先発ともピリッとしない試合で3回まで1時間30分もかかる試合でどうなるかと思いましたが、バファローズ・山崎颯、ファイターズ鈴木の後続のリリーフがしっかりとゲームをリメイクして、終盤は1点を争う痺れる試合展開となりました。
ファイターズから見ると、北山、ロドリゲスの2人が共に三者凡退で抑えてくれて、反撃の雰囲気を作ってくれたことが大きかったです。
特にロドリゲスのようなツーシームを多投する打たせてとるゴロピッチャーには内野の守備力が求められますが、その面でもこの日の三遊間が上川畑、谷内の2人ですから、彼のピッチングスタイルにバッチリはまりましたね。
ロドリゲスは7回という大事なイニングをわずか6球で三者凡退、短い守備時間がファイターズの攻撃に良い影響を与えてくれました。
999本目と松本のバント
7回裏の勝ち越しの場面ですが、勝ち越しまでは理想でしたね。
トップの上川畑が初球をヒットで出塁すると、3安打の谷内が手堅く送って1アウト2塁とチャンスを作ると、3番近藤がストレートをフェンス直撃の決勝タイムリー3ベース、通算1000安打にリーチをかけました。
あと1点欲しいところでしたが松本にはスリーバントスクイズを仕掛けるも失敗し、追加点はならず。
松本もバットには当てましたので最悪の結果にはならずに済んだのですが、作戦的にはあまりにも手堅く行こうと考えて、結果ギャンブル要素が大きい作戦となりました。
松本なら打たせたいと考えるのが普通ですが、初回にも松本にはセーフティスクイズのサインを出していますし、BIG BOSSには今の復調途上の状態の松本には全幅の信頼を置けない、と感じているということなのでしょうか。
今日は松本にバントのサインがやけに多かったので、少々気になるところですね。
井口の怪投と万波のトリックプレー
勝ち越し直後に最大のピンチが訪れてしまいます。
先頭を死球で出塁させた後、連打で無死満塁の大ピンチを迎えてしまいます。
しかし、この場面での井口のピッチングですが、しっかりと自分のピッチングができていたので、この大ピンチを切り抜けることができました。
最初の頓宮には長打警戒で変化球を低めに丁寧に投げた後、勝負は高めのストレートで空振り三振。
続く宗にはスライダー、ストレートでインコースを意識させながら、最後は外のフォークで見逃し三振。
この場面は宗が金縛りになってくれたことがファイターズに幸いしましたね。
最後は安達をライトフライに抑え、無死満塁の大ピンチを無失点で切り抜けました。
あと忘れてならないのは、この場面無死満塁になる前に失点した可能性があったのですが、万波の機転で得点を阻止できたことも大きかったですね。
無死1、2塁から吉田のライトオーバーフェンス直撃のあたりを万波のフェイクで2塁ランナーのスタートを遅らせ、悠々本塁生還のあたりでしたが、3塁でストップさせたことで同点の場面を防ぐことができました。
あまり、このトリックプレーがはまることはないと思うのですが、やり続けると、今日の試合のように良い結果をもたらすこともあるので、継続は大事なのかも知れないですね。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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