【9/3日本ハムvs楽天】延長戦も自滅でサヨナラ負け、ついに優勝消滅

というか、今まで可能性があったことにびっくり(笑)

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ファイターズ
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4
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0
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4
イーグルス
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1
2
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1
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0
1x
5
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ポンセ しっかり対策される

今日の先発は前回のノーヒットノーランから1週間後のポンセでしたが、ボール自体は前回同様、素晴らしかったのですが、イーグルス打線が上手く対応してきたように感じました。

ポンセのストレートを逆方向へしっかりコンタクトしてくるバッティングを一巡目から各打者が実践してきており、最初はストレートの球威で押し切れてはいたのですが、2巡目から徐々に捕らえ始めてきました。

その証左が浅村の先制ソロHRで得意の右方向へストレートをしっかり押し込まれてしまいます。

これでバッテリーもストレートが狙われていることが理解できたのか、今度はチェンジアップ主体に切り替えます。

しかし、この切り替え方があまりにも露骨でした。

左打者の山﨑にチェンジアップを3つ続けたところをしっかりとスタンドへ運ばれてしまいました。

ここは変化球主体でも、もう少し工夫したかったところでしたね。

その後、ポンセも多少混乱したところがあり、鈴木のタイムリーで3点のリードを許してしまいます。

今日は厳しいかなと思いましたが、今日は打線が意地をみせてくれました。

田中将大をKOする

3点のリードを背負った直後の攻撃、ファイターズ打線の反撃が始まります。

先頭の谷内が粘った上にヒットで出塁すると、アルカンタラもフルカウントまで粘って久々のオーバーフェンスで一気に一点差に詰め寄ります。

【反撃開始】アルカンタラ『“1カ月ぶり一発”は今季12号2ラン』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV


1点差に詰め寄ると、これ以上の失点を許さないと、田中もギアを上げてきて、清宮、中島が抑え込まれます。

これで反撃終了かと思いましたが、古川がこの日2本目のヒットで出塁すると、紙川畑、そして田中に相性の悪い近藤までもが、三遊間を破るヒットでついに同点に追い付きます。

古川がここで抑えられていたら、このまま2−3で敗戦濃厚の流れだったのですが、その流れを変えた素晴らしい2ベースでした。

田中をKOした後、後続の宮森から今川がタイムリーでついに勝ち越し。

その後の守りでポンセがストレートを低めに集め、イーグルスの攻撃を切ったことでファイターズの試合の流れになるかと思いましたが、最下位チームにそんな甘い展開は用意されていませんでした。

7回裏には吉田が同点に追いつかれ、いよいよリリーフ勝負の展開に持ち込まれてしまいます。

10回表一死満塁 代打・松本剛

今日の1番のハイライトは延長戦に用意されていました。

上川畑のヒットなどで1死満塁の場面でファイターズはこの日、スタメンを外れていたとっておきの代打、松本、そしてイーグルスも安樂にスイッチします。

両チームのファンとも非常に痺れる場面だったのですが、結果は安樂がサードゴロのホームゲッツーで松本を討ち取り、ファイターズは大チャンスをものにすることができませんでした。

最初の3球は全てチェンジアップを低めに集め、非常に慎重に投げてきますが、4球目はインローにストレートを投球、その緩急差に松本のバッティングも対応できず、結果、詰まらせてしまい、安樂がこの勝負に勝利しました。

両チームとも、考えられる最善の作戦を取りましたし、安樂に最高のピッチングをされてしまったこと、ファイターズにはとっておきの代打でしたが、ここは相手が一枚上と勝者を讃えるしか無い場面でしたね。

【絶体絶命】安樂智大『一死満塁ピンチを切り抜け“渾身の雄叫び”』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV


あっけない幕切れ

死力を振り絞った熱戦も、幕切れはあまりにもあっけないものでした。

この回から登板した堀が西川を歩かせ、玉井にスイッチ。

送りバントの後、バッテリーエラーで三塁までランナーを進めると満塁策をとりますが、代打・銀次を歩かせてしまいサヨナラ負け。

この試合のポイントは色々ありますが、うちのリリーフ陣の脆さが結局、命取りになってしまった、そんな試合でした。

今日のようなリリーフ勝負になると、任せられる投手がどれだけいるか、という勝負になるんですが、現在のファイターズはどのチーム相手でも勝てるイメージが湧きません。

今季のこの時期まで勝ちパターンを確立できなかったことは、来季にいろんなところで歪みが出そうでそれが心配です。

ということで以上、ハムかつサンドでした。

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